Xen ServerイメージをAWS上へVM Importしてみました

AWSのVM Importが出来たので、その記録を残します。
参考になれば幸いです。

システム環境

Import元のシステムは以下を使いました。

仮想: Citrix Xen Server 6.2.0 SP1

xen-version

ゲスト:CentOS 6.4(10GBのストレージ、NIC*1)

centos-network centos-storage

作業環境は、Windows7 + Citrix Xen Centerと、
Ubuntu + ec2-api-toolsを使っています。

まずは、ゲストOSをExportしてイメージファイルを取ります。

centos-export centos-location centos-vm centos-eula centos-ova centos-netopt centos-setting centos-log
完了すると、C:\CentOS6.4の中に、VHDファイルができあがります。

centos-vhd

AWSでの作業

ここから先はAWSへの作業なります。
個人的にLinuxでの作業のほうが楽なので、出来あがったVHDファイルをUSBメモリ等でLinuxに持って行って作業します。(OVFファイルは不要です)

あらかじめ、S3のバケットと、インスタンスに適用するSecurityGroupを作成しておく必要があります。
次のコマンドを使って、S3にイメージをアップロードして、EC2インスタンスを作成します。

一部改変しますが、具体的には、

イメージのアップロードの進捗が出ます。

※ import-i-fgns67y9 はタスクIDです。次のコマンドで使います。

その後、AWSで自動的にインスタンスの作成が始まっています。
次のコマンドで、インスタンスの作成状況を確認します。

Progressが100%になったら完了です!
EC2のコンパネで確認してください。出来上がっているはずです。

最後に、不要になったらS3に保存されているイメージファイルを削除したほうが、お金の節約になります。

以上で、 VM Import の検証ができました!

こちらの記事は社内エンジニアブログ集約化に伴い、下記ブログより転載許可を頂いている内容となります。
http://cloud-aws.blogspot.jp/

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