【AWS re:Invent 2016】 グローバルパートナーサミット

はじめに

現地時間の11/29よりいよいよ re:invent 2016が始まりました。
day1はグローバルパートナーサミットから始まり、ブレイクアウトセッションや新たにAWS認定試験、ウェルカムレセプションなどやる事は盛りだくさんです。おかげで隙間時間にブログを書くのがなかなか出来ずにいます。今回はグローバルパートナーサミットで発表された内容をまとめました。

グローバルパートナーサミット

2年前のre:inventにも参加しましたが、その時と比べても人の多さに驚きました。

パートナーサミットの基調講演でAWS CEOのAndy氏が、5年前のre:inventは参加者が4,000人を超える程度だったが、re:invent2016ではパートナーサミットだけで4,000人越えとなっていると伝えており、改めてAWSの成長スピードとre:inventの規模を知る事ができる。
※re:invent 2016の参加者は30,000人を超えているとの事

今回は発表された8つのプログラムを簡単にご紹介します。明日発表されるサービスも合わせて見ていくとAWSの方向性も少し見えてくる気がします。

1. VMware Partner Program

まだ詳細は不明ですが、先日発表されたVMware Cloud on AWSが早速パートナープログラムにも組み込まれました。VMware Cloud on AWS自体はVMwareがAWS上でパブリック、プライベートクラウドやベアメタルサーバを構築可能になるサービスです。本プログラム自体は2017年開始とのことなので、サービスのリリースのタイミングに合わせて発表される可能性が高いと思います。

https://aws.amazon.com/partners/vmware/

2. AWS Public Sector Partner Program

世界中の政府、教育機関や非営利団体に対するAWS支援を行うパートナーの認定プログラムです。コンサルティングとテクノロジーの2つの区分でパートナーの認定があり、すでに条件を満たしてパートナー認定される企業さんも多いと思います。詳細は下記をご参照ください。

https://aws.amazon.com/partners/public-sector/

3. AWS Service Delivery Program

特定のサービスに対して実績と信頼のあるパートナーを認定するプログラムです。認定パートナーは、AWS公式ページからの動線を確保しつつ、対象サービスの情報提供がより一層密になる等のビネフィットがあります。人と同じように会社も尖った方が面白いということでしょうかね。
詳細は下記をご参照ください。

https://aws.amazon.com/jp/partners/service-delivery/
弊社は「DynamoDB」の認定を受けています。

4. Alexa Service Delivery Program For Partners

こちらも詳細は未発表ですが、Amazon Alexaは、Amazon Echoが採用している音声認識サービスです。Amazon EchoはAppleのSiriのようなものをイメージしてもらえると早い。詳細については、実際のCMを見てもらえると理解が早いと思う。プログラムの詳細は Coming Soonとのこと!

Amazon Echo CM

5. IoT Competency

コンピテンシーに新たにIoTが追加されました。こちらは言わずもがなだと思いますが、まだまだ伸びるジャンルなのでコンピテンシーを取得することで案件増が期待できると思います。
詳細は下記をご参照ください。

https://aws.amazon.com/partners/competencies/

6. Financial Services Competency

IoTと同様に注目されているFinTechもコンピテンシーに追加されました。我々の生活を大幅に変える可能性があるため、こちらも非常に注目されていますね。
詳細は下記をご参照ください。

https://aws.amazon.com/partners/competencies/

7. Amazon API Gateway integrates with Aws Marketplace

AWS Marketplaceって便利ですよね。そのMarketplaceからAPI Gateway組み込みのAPIを用意することができるようになりました。提供側と利用側にそれぞれメリットがあり、現時点では2社のみしか確認していませんが今後の展開にかなり期待出来ます。

8. AWS Partner Solution Finder

Partner Solution Finderにより、パートナー企業をより簡単に見つけることができるようになりました。キーワード検索が可能なため、その他のプログラムやコンピテンシーとの親和性が非常に高いと思われます。
現時点では、日本語はなく英語のみとなります。

https://aws.amazon.com/partners/find/

まとめ

以上、8つの発表をご紹介致しました。

パートナーにはより一層な専門性が求められていると感じつつ、新しいコンピテンシーにIoTやFinTechなども追加されていました。
弊社もAdvance partnerとして、より一層の専門性を高めるべく日々精進を続けなければと感じました。

しかし、参加人数増加に伴う会場の複数ホテル化により、ホテル間の移動時間が無駄になる点はどうにか改善して欲しいですね。。。

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