こんにちは。kobataです。
re:Invent 2016で「Deep Dive on Amazon Elastic File System」のセッションを聞いてきましたので、まとめてみました。
EFSとは
EFSの特徴は以下の4つです。
- シンプル
- 伸縮自在
- 拡張可能
- 高可用性
シンプル
フルマネージドサービスなので、細かい設定は不要。
既存のツール(NFSv4.1)を使って構築する事ができます。
伸縮自在性
ユーザがファイルの追加/削除をすれば、ファイルシステムの自動的に増減します。
ストレージキャパシティのプロビジョンは不要。
拡張可能
ファイルシステムはペタバイトまで拡張することが可能。
ファイルシステムの拡張に従ってスループットが自動的に拡大します。
高可用性
ファイルシステム上のオブジェクトは、リージョン内の複数のAZに分散して格納されます。
新しい機能のリリース
セッションの中では、パフォーマンステストの話があったり、実際の利用例をWordpressを例に構成の説明やデモなどをしていましたが、新しい機能についてもリリースされましたので、そちらについてフォーカスしたいと思います。
① データを暗号化できるようになります!
KMSと統合し、コンプライアンス順守に従った暗号化をすることができます。
追加コストはありません。
② 簡単にマウントができるようになります!
③ ローカルマウントターゲットIPに紐づけられるDNS名が新しくなります!
[AZ].[fs-id].efs.[region].amazonaws.comが
[fs-id].efs.[region].amazonaws.com に変更されます。※最初の[AZ].が消えます。
また、ローカルAZのマウントターゲットを指定する時にDNS名が自動的に名前解決されます。
④ DirectConnect経由でEFSにアクセスできるようになります。
さいごに
EFSはまだ日本では提供されていないサービスですが、早く提供されるようになってほしいです。
NFSなどの共有ストレージがネックでクラウドへの移行をしてこなかった方にオススメ。
また、今後続々と新しい機能も追加されていくと思います。
明日が最終日ですが、最後までたくさんのことを吸収できるように頑張りますっ!
投稿者プロフィール
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オンプレからクラウドまで幅広く見てるサーバエンジニアです。
得意分野は、AWSと監視ツール!開発は勉強中です!!
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