【AWS re:Invent 2017】新サービス「Amazon Translate」が発表!

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とうとうAmazonも翻訳サービスに参入です。

Amazon Translate
Amazon Translateのご紹介- リアルタイム言語翻訳

Amazon Translateとは?

Amazonが出すサービスなので、従来の統計を使用した翻訳やルールベースの翻訳ではありません。
ニューラルマシーンを使用し、機械学習・ディープラーニングにより、より自然な文章に翻訳されるようです。

プレビューでは、英語、アラビア語、中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、スペイン語がサポートされています。
残念ながら日本語はまだサポートされていません。

特徴

ニューラルネットワーク

サポートしている全ての言語に対して、言語間の翻訳はニューラルマシーンにより直接行われるのことです。

バッチ&リアルタイム翻訳

翻訳対象が大量にある場合は、翻訳元をS3に配置しバッチ翻訳することで、翻訳されたテキストがS3に出力されます。
チャットなどのリアルタイム性が要求される場合には、API呼び出しによりリアルタイム翻訳が行えます。

費用は使った分だけ

APIに送った翻訳元の文字数で課金されるようです。料金は$15/1,000,000文字とのことなので、商用可能であることを考えると非常にリーズナブルではないでしょうか。

最後に

自動翻訳サービスはGoogleという強敵がいて、AIを導入し最近は非常に質の高い翻訳を行えるようになっています。
今後両社ともどのように進化しどのような棲み分けをするのか、実に興味深いです。
あと、早く日本語対応お願いします。

投稿者プロフィール

けひ
組み込み開発から運用までカバーするエンジニアです。

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