【Linux技術者認定試験】LinuCレベル1 を取得した話

LinuCレベル1 を受けてきました!

少し前になりますが、LinuCレベル1 (Version 10.0)を受験いたしました。
重点的に勉強した項目や所感など書いていきたいと思います!

「これから受験したいけどそもそもLinuxってなに?」
「どんな勉強をすればいいの?」

という方に少しでも参考になりましたら幸いです。

資格概要

今回受けた試験の概要はこちら
LinuCレベル1 (Version 10.0)

こちらを有していると、下記のように認定されます。(上記公式HPより引用)

LinuCレベル1 Version 10.0は、仮想環境を含むLinuxシステムの基本操作とシステム管理が行える技術者を認定します。
以下の知識と技術を持つことの裏付けとなります。

仮想マシンとコンテナを含むLinuxサーバーの構築と運用・管理ができる。
クラウドのセキュリティを理解し、安全に運用できる。
オープンソースの文化を理解し、業務に活用できる。

結果

まず結果から申し上げますと、見事合格することができました!
点数の内訳は下記のとおりです。(合格ラインはどちらの試験も480点です)

101試験 680点
102試験 613点

LinuCレベル1を取得するためには、101試験と102試験の両方に合格する必要があります。
これら2つの試験は一度に受験する必要はなく、別々の日程で受験することが可能です。

私は断然、別々にスケジュールを立てて勉強することをおススメします!
参考書のボリュームも多いため、1つの試験に集中した方が
結果としてより早くLinuCレベル1を取得できると思います。

そもそもLinuxとは?

LinuxとはOS(オペレーティングシステム)の一種です。

私たちに普段なじみのあるOSといえば、WindowsやMacOS
などが挙げられると思いますが、Linuxもその一種です。

WindowsやMacOSと異なる点として、下記のことなどが挙げられます。

「無料で使える」
「オープンソースである」

オープンソース・プラットフォームのため、ソースコードを
誰でもダウンロード、変更、再配布することが可能で、
非常に自由度が高く、主にサーバ用のOSとして使用されます!

そのためサーバに関わるエンジニアにはLinuxの知識が必要不可欠となります。

どんなことを勉強すればいいの?

Linuxを実際に業務で使用する際、多くの場合はCLIと呼ばれる画面で
コマンドを入力して操作することになります。

普段私たちが使っているWindowsやMacOSのPCではGUIを使用していて、
マウスなどで直感的に操作することが可能ですが、CLIはそれができません…

ではなぜわざわざCLIを使うかというと下記のようなメリットがあります。
・コマンドを使用することで作業の効率を上げる。(連番のファイルを一瞬で作成するなど)
・スクリプトを使用して作業を自動化しやすい
・マウスを使用しないため誤クリックを防止できる

上記の様な理由から、サーバを操作する際はCLIでコマンドを実行する場合が多いです。

LinuCレベル1では、このようなCLI上で実行する基本的なコマンドや
Linuxの構造についての問題が出題されます。

勉強法

使用した参考書

下記の参考書を中心に学習しました。
最短突破 LinuCレベル1 バージョン10.0 合格教本[101試験, 102試験対応]

学習のポイントとして、分かりづらい項目については、自分なりにメモにまとめていました。
自分の苦手分野のみをまとめたメモを作成することで効率化よく学習することができます。

参考書の文言をそのままメモするのではなく、
自分なりの言葉で分かりやすくまとめることがポイントです!

分からないことがあれば調べて、可能な限り簡単な言葉で説明できるようにします。
誤った理解をしないようにとことん調べるため、自然と内容が身についていきます。
作成したメモを数回見返すころには苦手意識が消えていることでしょう。

苦手分野を克服した後は、参考書を通しで3周ほど読み込みました。

viエディタの操作は実際にやってみました

PCに学習用仮想環境をセットアップし、操作に慣れるまで
viエディタの基本的なコマンドを重点的に反復練習しました。

エンジニアの方は実際の業務でも使用頻度が高いと思われますので、
試験対策だけだはなく、実務でも非常に役に立つと思います。

実際に受けてみてた感想

コマンドの用途を理解することが最も重要だと感じました。

「なんのためにそのコマンドを使用するのか」
「そのコマンドで何ができるのか」

コマンドの実際の出力結果のキャプチャなども参考書に載っていますので、
一通り目を通しておくとより良いと思います!

まとめ

前まで分からなかった用語の意味が分かるようになったり、
学習した内容を実際に業務で使う機会があるとだんだん楽しくなってきます。

ぜひこれから試験を受けられるみなさまも、
楽しめるポイントを見つけながら勉強してみてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!