前回までで、基本的なコールセンター機能の作成が終わりました。今回はいよいよ電話を受けてみたいと思います。
前回、作成したユーザー名とパスワード、そして最初に取得した URL を伝えます。この例では
となります。
ブラウザで、URLを入力するとログイン画面になります。
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ユーザー名とパスワードを入力してサインインボタンをクリックします。先ほどと同じようにダッシュボードが表示されますが、権限の少ない分左に表示されるメニューが少ないことが分かります。
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画面右上にある受話器のアイコンをクリックします。
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新しいwindow がポップアップします。このウィンドウで電話の操作をします。
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まずはステータスを変更して電話を受けられるようにしましょう。ウィンドウの上のステータスの変更をクリックします。
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ステータス画面が表示されるので Available をクリックします。
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表示のステータスが Available になりました。これで電話が受けらるはずです。
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電話をかけてみます。選択肢で1番を押すと無事着信しました。
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これで通話を受信ボタンをクリックすることで通話ができます。マイクとスピーカやヘッドセットなどは別途用意する必要があります。
ブラウザからマイクとスピーカへのアクセスの許可を求められる場合がありますが、忘れずに許可を出してください。
実際に通話するためには、ファイやウォールの設定で UDP 3478番ポートで通信できる必要があります。もしグローバルにオープンすることに不安がある場合は、AWS のIP アドレスレンジは公開されています [1] ので、それを利用してファイアウォールの設定をする必要があります。
[1] | AWS IP Address Ranges |
やってみよう Amazon connect [1] Amazon Connect とは
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やってみよう Amazon connect [3] 電話番号の取得
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やってみよう Amazon connect [8] コンタクトフローの作成 - ユーザーの入力を受け付ける
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