次にキューの設定を行います。キューとは、要は順番待ちです。1番、2番など選択した後に、オペレータが出るまでの順番待ちの設定を行います。
今回はパン屋さんの想定なので、アンパン、メロンパン、カレーパンの 3 個のキューを作ろうと思います。それぞれ電話受付の担当者がいて、担当者ごとの列に並ぶイメージです。
"Add new queue" をクリックします。以下の画面が表示されます。
まず、アンパン係ようのキューを作ります。"Name" に アンパン と入力します。"Description" は必要に応じて入力すればいいでしょう。
"Hours of operation" には先ほど作成した、"東京" を選択します。"Outbound caller ID name" は日本では特に入力しなくてもいいでしょう。日本ではサービスは提供しているものの、利用者が少なかったためサービスの新規受付が終了しています。 [1]
"Outbound caller ID number" は先ほど、取得した番号でいいでしょう。
"Outbound whisper flow (optional)" 電話かけた時にオペレータにつなぐ前に何らかの通知をしたい場合に、ここに設定します。例えば”この電話は品質管理のために録音されます”のような定型のお知らせを通知したい場合などに利用します。
"Maximum contacts in queue (optional)" は特に設定しなくてもいいでしょう。たくさん電話がかかってきて、待ち数が一定以上になった場合にオペレータに接続しないで、電話を切りたいときに利用します。今回は利用しないので、特に設定しなくてもいいでしょう。
"Quick connects" はオペレータ同士などで、優先的に接続する機能ですが、現在オペレータを登録していないので設定できません。
以上を入力したら "Add new queue" をクリックしてキューを作成します。
同じ要領で、メロンパン、カレーパンキューも作成しました。ダッシュボードに戻ります。
次回はプロンプトの作成です。
[1] | 「ネーム・ディスプレイ」サービスの新規お申し込み受付の終了およびサービス提供の終了について |
やってみよう Amazon connect [1] Amazon Connect とは
やってみよう Amazon connect [2] インスタンスの作成
やってみよう Amazon connect [3] 電話番号の取得
やってみよう Amazon connect [4] 営業時間の設定
やってみよう Amazon connect [5] キューの設定
やってみよう Amazon connect [6] プロンプトの作成
やってみよう Amazon connect [7] コンタクトフローの作成 - 最初のコンタクトフロー
やってみよう Amazon connect [8] コンタクトフローの作成 - ユーザーの入力を受け付ける
やってみよう Amazon connect [9] コンタクトキューフローの作成
やってみよう Amazon connect [10] 再びコンタクトフロー - コンタクトキューフローの登録と、キューの設定および転送
やってみよう Amazon connect [11] ルーティングプロファイルを登録する
やってみよう Amazon connect [12] ユーザを登録する
やってみよう Amazon connect [13] 電話を受けてみる
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