スカイアーチネットワークスのAWS Partner Program委員会の活動紹介

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はじめに

当社では様々な認定取得を推進するために発足した各推進委員会が存在し、
その各委員会を統括する「AWS Partner Program委員会」の活動内容を紹介するシリーズブログとなります。

今回は、シリーズブログ初回となるため
「AWS Partner Program委員会」の活動内容についてご紹介いたします。

目次

AWS Partner Program委員会って?

「AWS Partner Program委員会(以下、AWSPP委員会)」は、
各委員会全体で4チーム 20名を超える構成の中、共通でのPMOとしての位置づけで、メンバー2名、リーダー1名の計3名で構成しており私は昨年9月にジョインしました。
本委員会の主な役割は以下となります。

  • CCoE、Well-Architected Lead、ISO/MSPPG運営委員会のPMOと連携した認定の維持
  • コンピテンシープログラムやAWS サービスデリバリープログラム(以下、SDP)の方針検討
  • MSPプログラム、コンピテンシー事例創出支援
  • AWS パートナーネットワーク(以下、APN*)が開催する各イベントにおける事務局

*APNとは、AWS サービスを最大限に活用することで
お客様のクラウドビジネスを支援するグローバルコミュニティです。

どういった目標で活動するの?

今年、AWSPP委員会では以下項目をKPIに定めて活動して行きます。

  1. SDP(Service Delivery Program)の検討と認定取得推進
  2. Competency Programの検討と認定取得推進体制の支援
  3. MSPプログラム/SDPへの事例協力
  4. APN関連イベントの運営支援

なお、私が担う活動は4つ目のAPN関連イベントの運営支援です!
そもそもAPNイベントと聞いても、あまり聞き慣れないためイメージが沸きませんよね・・・

APNイベントって?

AWS 社が企画・運営・開催するイベントで
当社のようなAPNに加入する企業のエンジニアが本イベントに参加することで、
トレーニングを受講しながら AWS サービスにおける学習、エンジニアスキルの向上を狙っていくイベントとなります。

なお、当社は様々なAPNイベントに参加するため、より円滑にイベントに参加できるよう
私は事務局という立場でイベントの申し込み業務や、AWS 社との連絡および当社エンジニアへの連携業務、また社内向けにAPNイベントの情報発信を行っていくことが私のミッションになります。

近年、当社が参加しているAPNイベントは主に3つありますので
各イベントの概要について一つずつ簡単に紹介させていただきますね。

  1. ANGEL Dojo
  2. AWS Game Day
  3. Developer BootCamp

1.ANGEL Dojo

・ANGEL Dojo とは

「AWSで日本を元気に!」がテーマの3か月間のハッカソン型トレーニング。
参加企業から選出いただいた 4〜6 名のメンバーでチームを組み、3 ヶ月間でサービスの企画から実際にプロトタイプ作成をすることで、AWS を活用したチーム開発が体感できる実践型のトレーニングです。

・トレーニング期間

3 ヶ月間

・最終発表までの道のり

最終発表でのプロダクトのデモンストレーションを目標とし、
ANGEL Dojo ではプロダクト開発に必要となる様々な知識の習得、経験を積んでいくため
多くのトレーニングを受講していきます。

なおトレーニング期間中には、中間発表と最終発表があり
最終発表会では 3 ヶ月間の集大成として、ユーザー企業から 4 チーム、
パートナー企業から 11 チームが発表を行い、企画・開発したサービスを紹介していきます。

ANGEL Dojo についてもっと詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。

2.AWS Game Day

・AWS Game Dayとは

座学や手順書ベースのハンズオンワークショップではなく、お題に沿って手順書無しで自分で考えながらシステムを構築し、障害(カオス)に対処することで、知識の定着率を高めるコンテスト要素も含んだ実戦形式のトレーニングです。

・トレーニング期間

1日

・開催概要

1 チーム最大 4 名 (内 1 名は AWS Top Engineer であることが条件) として、
24 チーム 93 名の方が参加。
参加者に対して実際のAWSアカウントが払い出され(利用料は AWS 社が負担)、
達成すべき課題が提示されため参加者は、そのアカウント内でお題に沿ったシステムを構築・稼働させることでスコアを獲得していきます。

システム構築の他、ミニゲームのような要素をプレイすることで新しい問題が開放されたり、
スコア獲得の効率が向上したりと戦略性に溢れたコンテスト形式となっております。

実は、過去に開催されました本イベントで当社のエンジニアチームが入賞・2冠を達成いたしました!当時、イベントを体験したエンジニアによるブログもございますので、是非こちらもご覧ください!

3.Developer BootCamp

・Developer BootCampとは

アプリケーション開発に必要な AWS の基礎的な知識について学ぶ実践的トレーニングです。

・トレーニング期間

約1か月(6日間トレーニング)

・開催概要

SE・開発者 を対象としており

  • アーキテクチャ検討におけるベストプラクティス
  • サーバレスを中心としたサービスおよびアーキテクチャ
  • CI/CD や DevOps を進めるために必要となる知識

これらの幅広い範囲の概要を学びながら、実際に AWS を活用した開発にチャレンジ。
AWS の開発におけるベストプラクティスを理解し、開発ができるようになることを意識したコースとなっております

まとめ

当社のAWSPP委員会の活動やAPNイベントの内容について、少しご理解いただけましたでしょうか?APNイベントは、より実践的に AWS を活用した構築や開発ができるよう
考えらたトレーニングばかりで、ワクワクしますよね。

私は今年から本格的にAWSPP委員会での活動が始まるので
APNイベントの運営支援を通じて、イベントに参加する当社エンジニアの
お手伝いが少しでもできればと思っております。

最後までお読みいただきありがとうございました!
次回ブログでまたお会いしましょう★

 

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h_kato