こんにちは、hashiguchiです。
スカイアーチに入社してはや二ヶ月、現在OJTでLinuxサーバーにてコマンドをぺちぺち打っています。
そこで、今回は私が研修やOJTで「このコマンド危なっ!」と思ったある意味危険なLinuxのコマンドを紹介します。
ホスト名の確認
# hostname -d # DNSドメイン名を表示 # hostname -f # FQDN名を表示 # hostname -s # ホスト名を表示
ホストネームを確認しようと思い、上記のコマンドを打ち込もうとしたところ、タイプミスでハイフンなしで打ってしまいました。
hostnameコマンドは「ホスト名を表示・設定する」コマンドです。
ハイフンを抜かしてコマンドを打つと、ホスト名の設定と解釈されて、ホスト名が変わってしまいます。
おかげでホスト名がdになってしまいました。
その時は研修だったので大事には至りませんでしたが、本番サーバでやっていたらと思うととても怖いです。
対策として、ホスト名を確認するときは、情報表示系のコマンドである
# uname -a
を使用したほうが良さそうです。
crontabの編集
# crontab -e # crontabの設定をする
このコマンドは何が危険かというと、crontanbの設定削除コマンドが、
# crontab -r # crontabの設定を削除する(警告なし)
だという事です。
今お使いのキーボードのEキーとRキーの位置を確認してみて下さい。
一般的に使われているQWERTY配列であれば、EとRは隣り合わせなのです。
つまり、一歩間違えばcrontabの設定が削除されてしまう危険なコマンドなのです。
対策としては、「crontab -r」コマンドを無効にしてしまう方法や、エイリアスでiオプションを付ける方法などがあるようです。
コマンドはタイプミス一つで大変なことになる場合もあるので、コマンドを打つ際は細心の注意を払いたいと思います。
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