ワーケーションやってみた:其之弐

初日:月曜日(振替休日)・入室

いざ、扉を開けると・・
「すーーーごーーーい!なにこれーーー!」と、子供たちはさらに大はしゃぎ。
1階はガラス張りの広々としたワンフロアにポツンと構えたカウンターやラグジュアリスペース。
ガラスの外には広大な林の借景と、お洒落カフェも顔負けのプライベートテラス席。
キッチンはIHで、大型冷蔵庫や炊飯器・電子レンジ・トースターなど一通りの調理セットと食器類完備。
バスルーム・パウダールーム・トイレも1階です。
そして・・なんとも趣のあるホンモノの暖炉と、特徴的な螺旋階段。






この螺旋階段を上がった先にはセミダブルベッド3台を擁した寝室が2つあり、ベッドは計6台。
この3台をくっつけたらキングサイズベッドよりも巨大なインペリアルサイズベッドが完成します。
2階の吹き抜けから1階を眺め見ることもできるのですが、子供がマネをして落っこちてしまったら大変なので、気付かれないようにベッドで通路を封鎖しておきました。
広々としたシンプルな邸内はダーク系の配色と多用されたスポット照明で本当にデザインフル。
アジア初の快挙となるアカデミー賞4冠を達成した韓国映画『パラサイト半地下の家族』はご覧になられましたか?
あの映画に出て来る海外の富裕層の邸宅を彷彿とさせるような佇まいです。
(隠し地下室はないのでご安心を。多分・・)
ホテル同様にタオル類やアメニティも完備していますから、手ぶらで行っても大丈夫です。
ワンパクな当家の3男児は入室早々に邸内で大声を発しながら全力疾走の鬼ごっこをはじめました。
デザイナーズハウスなので、カウンターやローテーブルのスタイリッシュで鋭い角が気になりつつも、狂喜乱舞の子供たちを見て幸せを感じます。
そして何よりも、何事にも常に辛口評価でストイックな彼女の「わー素敵♪」、この一言で、わたしの全ては報われます。
さてはて、この地はわたし以外の4人のみなさんにとってはバケーションですが、わたしにとってはワーケーションです。
早速、キッチン脇にあるダイニングテーブルをお借りして、ここを出張オフィスに。
会社貸与のノートPCを中心に、拡張モニタ・キーボード・マウス・マウスパッド・イヤホンマイクなどの基本設備を整えます。
PCを立ち上げてWi-Fi設定。
スピードテストは下り45.87 Mb/s、上り221.23 Mb/s。
ワーケーション用のサービス施設のためWi-Fiはもちろんのこと随所に電源も用意されていて至れり尽くせりでした。
全てを整え終えて後、暗くなる前に子供たちと周辺の森を散策。
夏休み中、一緒に過ごしたオスのカブトムシ甲太郎(カタロウー)と甲次郎(カジロー)を自然に帰す、涙の儀式を済ませ、興奮の初日を終えました。

ワーケーションやってみた:其之参「2日目:火曜日(平日)」へ続きます
~日々あらゆる面で我々は益々よくなっている!~

投稿者プロフィール

吉川将司
コーポレート本部副本部長
リモートワークで三児の父