こんにちは。sekiguchiです。
前回の記事に引き続きスマートホームを目指して試したことをお話します。
この記事では主にIFFFTでのサービス連携についてお話します。
はじめに
この記事ではIFFFTを使ってGoogle Homeと他のサービスを連携させる方法をご紹介します。
(今回はevernoteを例とします)
目次
IFFFTについて
IFFFTはサービス同士を連携させることが出来るサービスです。
あるサービスのアクションをトリガーとして、
別なサービスでアクションを起こすことが出来ます。
例えばGoogle Homeの場合、
- Google Homeに伝えた発言をtwitterにツイートする。
- 「部屋1の電気をつけて」等、設定したフレーズをGoogle Homeに言うと、連携させた部屋の電灯がつく
といったことが可能です。
※後者は電球をネットワークに組み込む必要があります。
このようにIFFFTなどのサービスを利用してスマートホームの機能を拡張できるわけです。
IFFFTの具体的な設定方法
まずはIFFFTにログインしてください。
「Google Assistant」と検索・選択してください。
トリガーとなるフレーズの種類を選択してください。
今回の例では「Say a phrase with both a number and a text ingredient」を選択しています。
その他の種類についてはおまけで後述します。
トリガーを設定します。
今回の例では「evernoteの # に $ と送信」と設定しています
(#に数字が、$に文章が入ります。)
アクションを実行したいサービスを選択してください。
今回の例ではevernoteを選択しています
アクションの種類を選択します
今回の例では「Append to note」(ノートを追加)を選択しています
アクションを設定します。
今回の設定内容は以下の通りです。
追記するノートのタイトル:メモ{{NumberField}}
追記する文面 :{{TextField}}
※{{NumberField}}、{{TextField}}は「Add ingredient」から選択しています
これで設定は完了です
少し待つとGoogle Home側でもアプレットが認識されます
今回、私が想定した使用方法は以下の通りです。
件名が「メモ11」のノートに、発言内容を追記する
では発言してみましょう。
私:「ねえ(OK)google。evernoteの 11 に スカイアーチテスト と送信」
Google Home:「evernoteの 11 に スカイアーチテスト と記録しました」
設定した返事が返ってきました。
次にevernoteを確認しましょう。
今回はあらかじめ「メモ11」というノートを作成しておきました。
・・・まあ・・・残念ながら音声認識が上手くいっていませんが・・・追記はされていますね。
もっと簡単なワードのほうが良いかもしれませんね。
・・・何はともあれ、以上で設定は完了です。
まとめ
いかがでしょうか。
スマートスピーカーは元々提携可能なサービスが存在するのですが、
この様にIFFFTを使うことで、evernote以外にもその連携範囲を大幅に広げることが出来ます。
是非、自身に合ったサービス連携を見つけてください。
次回はIFFFTとスマートリモコンを使ってリモコン家電と連携させてみようと思います。
おまけ
トリガーとなるフレーズの種類の解説です。
- Say a simple phrase
→固定フレーズをトリガーとする場合に使用
設定例)トリガー :「照明つけて」
アクション:照明のコンセントをONにする
→「照明つけて」と言うとトリガーになるが「ライトつけて」はトリガーにならない
- Say a phrase with a number
→数字(#)を含んだ固定フレーズをトリガーとする場合に使用
設定例)トリガー :「lineに # 時に到着と入力」
アクション:「# 時到着」とlineに文章を送信
→「lineに"4"時に到着」と言うと「4時到着」の文章がlineに送信される
- Say a phrase with a text ingredient
→キーワード($)を含んだ固定フレーズをトリガーとする場合に使用
設定例)トリガー :「lineに $ と送信」
アクション:「$」に当てはまる文章をlineに送信
→「lineに"スカイアーチのテスト"と送信」と言うと「スカイアーチのテスト」の文章が送信される
- Say a phrase with both a number and a text ingredient
→数字(#)とキーワード($)を含んだ固定フレーズをトリガーとする場合に使用
設定例)トリガー :「lineに # 時に $ と送信」
アクション:「 # 時: $ 予定」に当てはまる文章をlineに送信
→「lineに"21"時に"外食"と送信」というと「21時:外食予定」と送信される
投稿者プロフィール
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2016年2月入社の中途未経験おじさんです。
NY出張の際、スマートデバイスに目覚めたIT雑兵でもあります。
一通りのデバイスを購入した後に技適マークが無いことに気がついたと言う
悲劇のエピソードはいずれ語られるとか無いとか・・・
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