こんにちは。
今回も前回に引き続きセッション内容について紹介していきたいと思います。
今回のセッションは内容がボリューミーなので2部作でお送りしたいと思います。
前回同様、自分のメモを参考としたので、細かな内容やニュアンスが異なる部分もあるかもしれませんが、ご了承下さい。
セッション紹介
セッション名
「流通業界におけるデジタルトランスフォーメションの実践」
デジタルトランスフォーメションとは…
デジタルのテクノロジーによって、コアとなるサービスの再発明し、
全く新しいものを創造する。
流通業界のAWS導入事例
Amazon freshとは…
野菜、果物、鮮魚、精肉、乳製品などの生鮮食料品、キッチン用品やベビー用品、ペット用品等の日用品、雑貨などを配送するサービス。
東京も一部の地域でサービスが導入されている。
Amazon freshの流れ
例:サーモンの注文が入ったら…
1.お客様からオーダー
2.パイクプレイスでサーモンをピックアップ
3.Amazon FreshのFCに輸送
4.オーダーに合わせて配送
地元のベーカリー、肉屋、魚屋と連携。
アーキテクチャーの進化
SOA
サービスがもつデータをそれぞれのサービスごとにカプセル化(RDS,DynamoDB)。
それぞれのサービスは再利用可能なロジックの為コンテナ化。
→可用性を保つため…。
Amazon.comとの統合のためのビルディングブロックによる疎結合サービス。
高可用性用件の分離
Frontend…web
→トランザクショナルな呼び出し、レイテンシや障害がクリティカル。
Back-end…カタログ料金、オーダー処理、在庫管理。
→短時間の停止は許容。停止後の処理はすぐにキャッチアップ可能。
pub-subモデル(パブサブモデル)
pub-subによる非同期メッセージモデル採用
pub-subモデルとは…
メッセージを送受信するためのモデル
送信側をProducer、受信側をSubscriberという。
Producerから発信されたメッセージはトピックという送信先へ。
Subscriberがトッピクに対して配信を申し込んでメッセージを受信。
メリット
Subscriber側に障害やメンテナンス等があってもProducer側の処理は継続することが出来る。
→システムのボトルネックにならない。(非同期処理)
SNS,SQS,Lambdaの実装
・ProducerがSNSトピックを所有
・ConsumerがSQSキューを所有(スケーラビリティが高く、SQSをL/B化)
・Consumerとして動作(プロセッシング)
・データをメッセージ化してデータ連携
pub-subの実装(SNS,SQS,Lambda)
SNSトピックは機能の切断点(カットポイント)
新規機能の追加は該当のSNSトピックをsubscribeするだけ。
・既存機能に影響を与えず処理を追加可能
・Consumer追加時、Producer側の実装が不要
→メンテナンスや、障害時にボトルネックとならずに通知が可能に!!
購入オーダールーティング
fulfillment Center(フルフィルメントセンター/FC)とは…
Amazon独自の配送センターのこと。
2016年7月時点で日本には9箇所のFCがあり、Amazonの配送サービスを支えている。
在庫イベント処理
購入時のオーダー処理、在庫イベント処理をEC2インスタンスを使わずに実装できる。
→個人的に驚き感動しました!!
カートナイゼーション(非同期決定プロセス)
ここで前半部分終了です。
前半部分だけでも自分は知らなかったことがたくさんあってすごく勉強になりました~。
後半の部はこちらをご覧下さい。
非エンジニアがAWS Summit Tokyo 2017へ参加してみた セッション参加編~Part2-2~
最後に技術的な事で悩んだら、ぜひサバカンblogへ! 新しい発見があると思います
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
それでは後半スタート!
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