Amazon S3 Express One Zone を使ってみた

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はじめに

Amazon S3 Express One Zone を作成し、EC2からAWS CLIで操作してみました。

Amazon S3 Express One Zone とは

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-s3-express-one-zone-high-performance-storage-class/

新しい Amazon S3 Express One Zone ストレージクラスは、S3 標準ストレージクラスの最大 10 倍のパフォーマンスを実現しながら、一貫した 1 桁ミリ秒のレイテンシーで毎秒数十万のリクエストを処理できるように設計されています。そのため、最も頻繁にアクセスされるデータや最も要求の厳しいアプリケーションに最適です。オブジェクトは単一の AWS アベイラビリティーゾーン内の専用ハードウェアに保存および複製されるため、ストレージとコンピューティング (Amazon EC2、Amazon ECS、Amazon EKS) リソースを同じ場所に配置してレイテンシーをさらに短縮できます。

触ってみる

Amazon S3 Express One Zoneの作成

コンソールから「ディレクトリバケット」を選択して作成します。

アベイラビリティゾーン、AZ障害によるデータ利用に関する注意のチェック、ベース名を入力して「バケットを作成」をクリックします。

IAMポリシー・ロールの作成

今回はすべてのアクションを許可する形でポリシーを作成し、ロールにアタッチします。

注意するポイントとしては名前空間が s3 では無く、s3express である点です。

参考 : https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/s3-express-security-iam-identity-policies.html

ポリシーとロールが完成したら、対象のEC2にアタッチします。

AWS CLI での操作

  • ファイルのアップロード
  • ファイルのリスト
  • ファイルの同期

まとめ

AWS CLI については既存の S3 と同様の操作感でした。S3 Express One Zone については、標準のS3でサポートされる機能をすべてサポートする訳では無い点に注意しつつ、パフォーマンスが求められるシーンで活用して行きたいですね。

 

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Rito
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