農業クラウドとは…?

この記事は公開されてから半年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは。
今回少し気になるニュースを見つけたので
紹介していきたいと思います。

農業クラウドでつながる技術
スマホ農業が躍進している。

この題名を見て少し衝撃を受けました。
今主流のクラウド事業が農業の効率化につながる。
農業といえば田んぼや畑、土などクラウド事業と関連のないようにも見えます。
相反する農業とクラウドでどんなビジネスが展開されるか…。
気になりますね。

クラウドillust2431

農業クラウドとは
農産物の生産から流通、販売管理など、農場経営にかかわる業務を支援するクラウドサービスのこと。
中心となるのは農産物の生産支援で蓄積したデータを用いて農場での業務をサポートするほか、これまで経験と勘に頼ってきた農作業のノウハウをデータ化して、素人でもベテランでも同じように農産物を生産できるようにすることを目指している。

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※クリックすると画像が拡大します

※なぜ今注目が集められているか
従来も農業のIT活用は存在したが小規模農家/法人にとってはITシステム導入はコスト的に難しい。
しかし、使った分だけ支払うクラウドサービスの普及によりコスト負担を抑えることが可能
また、作業現場でも入力しやすいスマホ、タブレットの普及、通信インフラの整備により農地でもITを導入しやすくなったことが背景となっている。

コストダウン2

1.スマホで農業がスマートになってきている
→スマホ片手に農業をやる光景も珍しくない。

スマホを使ってデータを蓄積し、経営効率化を目指すなどした、農業にITを利用する取り組みが進んでいる。

 

実例
琵琶湖のほとりでは、水田脇に並んだICタグにスマホをかざし、作業内容や稲の生育具合などを農業情報システムに送る光景がみられる。
→天候や土、生育状況によって管理のやり方が変わってくる米作りを、スマホがフォローする。
和歌山県の果樹園では、樹木にID№をつけ、センサーやスマホを用いて、育成状況や病害虫の発生状況を詳細に管理している。
→膨大なデータから規則性や兆候を発見し、次の生産に活用できるルールを作成することができる。
※IT利用により、リスク対処やコスト計算が正しくでき、”経験と勘”だけに頼ることのない次世代の農業を実現できる。


2.消費者に嬉しい生産プロセスの透明化
→自分の目で確かめることが出来るから安心して食べられる。

農産物の生産過程をスマホやタブレットを使って「見える化」し、農産物の安心・安全を発信する試みがはじまっている。

実例
高知県の農場では、生産者がその場でタブレットを操作、栽培した農産物を撮影し、数分で農作物の生育状況を投稿している。
→専用アプリを使うことで、投稿の手間を省いたり、SNSで拡散したりと効率よく作業が行える。

農作物を使ったレシピを都内のレストランとコラボして掲載するなどして、様々な活用を行っている。
→美味しい調理法をわかりやすく教えてくれる。

支えあい食育

3.後継者不足をデータ共有で補う
→IT化が進めばゼロから農業をはじめる若い人もとっつきやすくなる。

データの蓄積により高齢化で急速に失われつつある熟練農家の技を、若い新規参入者に簡単に継承していくことができる。
作業履歴照会、写真探索機能を備えたサービスを農業同士で利用することで、瞬時の情報共有や遠隔操作による若手育成が可能になった。

エバーノートで作業日誌を共有し、お互いの失敗からよりよい方法を学んだりすることで、農作業の効率化に励んでいる農家もいる。

 

家族

4.手間のかかる作業もアプリで手軽に
→便利すぎて手放せなくなるかも…。

家畜の疾病・投薬履歴・種付け・繁殖履歴、肥育成績、搾乳成績などが簡単に管理出来るアプリ開発も進んでいる。

農地の土壌の種類がわかるアプリで、専門知識がなくても、そこで作る作物の病害虫・雑草の防除を判断出来るようになっている。

農薬の使用適否判定、特別栽培基準の検査などを行うことができるなど、安全な生産に必要な機能を備えたアプリも出てきている。

農業

 


クラウドでますますIT化が進みそう
世界に売ってでる”攻めの農業”を実現する切り札として、「農業クラウド」
に期待が集まっている。

現場作業者がスマホなどを使って生育状況や作業内容を記録する「生産マネジメント」と、販売側の柔軟な調達業務が実現する「集約マネジメント」をつなげることで、”売れる”農業を確立できる。

yasai

 

 

画像抜粋
http://www.bk.mufg.jp/houjin/riseupclub/2015/07/post-177.html
http://www.caoca.net/shop/detail.html?shop_id=140
http://keiyaku-nouka.com/
http://matome.naver.jp/odai/2128773000635443801/2128773152935485403
http://blog.goo.ne.jp/yamaneko4989/e/5dfdb6f2c914dbb08cd92b493bbb0539
http://susumuindy.exblog.jp/16767308/
http://side-b.jp/geizyutunosumika/sigoto.html
http://www.irasutoya.com/2014/12/blog-post_576.html
http://kids.wanpug.com/illust188.html

参考資料
http://matome.naver.jp/odai/2139321442694828801


最後に

一件関係のないところにもクラウドの恩恵が広がっていることに感動しました。
特に農業従事者の高齢化が進み、後継者不足は深刻な問題だと思います。
実際に私の知り合いで話を聞いたことがあります。
その問題解決にクラウドがいかせるのは衝撃でした。
IT業界はさらなる市場の拡大でビジネスチャンスが広がり、農業は新しいシステム導入により効率化されます。
また、農業の後継者不足解消により市場が活性化され、新たなビジネスチャンスが生まれる。
まさにwin-winの関係です。
日本の農業活性化につながる農業クラウドこれからますます目が離せないですね~。


農業みんな

最後にクラウドサービスについての疑問、質問はぜひ弊社まで。
様々なクラウド事業者運用実績からあなたの側であなた以上に考えご回答致します。
詳細は弊社HPまで↓↓
http://www.skyarch.net/proactive/cloud.html
http://www.skyarch.net/proactive/performance.html

 

技術的な事で悩んだら、ぜひサバカンblogへ! 新しい発見があると思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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