目的
こんにちは、matsunoです。
Amazon EFSにて、新しいスループットモードの Elastic Throughput が選択可能になったとの発表がありました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-announcing-amazon-efs-elastic-throughput/
スループットキャパシティの事前予測が不要で、利用した分だけ料金が発生するとのこと。
既に東京リージョンで利用可能なので実際に立ち上げてみました。
環境
EFS:Elastic Throughputを有効にして立ち上げ
クライアント:AmazonLinux2
EFSの立ち上げと利用
今回はElastic Throughputの動作を確認するので、関係のない部分は割愛していきます。
まずはEFSの作成を行います。
ファイルシステムのカスタム設定にて、スループットモードを「拡張」「伸縮自在」と選択します。
スループットモードが「伸縮自在」のEFSが起動したことを確認します。
Elastic Throughputを有効化したEFSが起動しました。
EC2にマウントし、動作を確認してみます。
マウント方法は通常のEFSと同じです。
1 2 |
# mount -t efs [EFSID] /mnt/ # |
試しにファイルのコピーを試してみます。
今回は単純に1GBのファイル一つををコピーします。
1 2 3 4 5 6 |
# time cp 1GBfile /mnt/ real 0m16.084s user 0m0.000s sys 0m0.868s # |
およそ500Mbpsで書き込みを行えました。
終わりに
今回はElastic ThroughputモードでのEFSの立ち上げを行ってみました。
実際の使用感はこれからさらに検証していきますが、事前予測が不要なので使いやすいサービスになりそうですね。
投稿者プロフィール
- 基本を大事にしていきたいサーバーエンジニアです。
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