Amazon EFSのElastic Throughputモードを利用してみる

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目的

こんにちは、matsunoです。

Amazon EFSにて、新しいスループットモードの Elastic Throughput が選択可能になったとの発表がありました。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-announcing-amazon-efs-elastic-throughput/

スループットキャパシティの事前予測が不要で、利用した分だけ料金が発生するとのこと。
既に東京リージョンで利用可能なので実際に立ち上げてみました。

環境

EFS:Elastic Throughputを有効にして立ち上げ
クライアント:AmazonLinux2

EFSの立ち上げと利用

今回はElastic Throughputの動作を確認するので、関係のない部分は割愛していきます。

まずはEFSの作成を行います。
ファイルシステムのカスタム設定にて、スループットモードを「拡張」「伸縮自在」と選択します。

スループットモードが「伸縮自在」のEFSが起動したことを確認します。

Elastic Throughputを有効化したEFSが起動しました。
EC2にマウントし、動作を確認してみます。

マウント方法は通常のEFSと同じです。

試しにファイルのコピーを試してみます。
今回は単純に1GBのファイル一つををコピーします。

およそ500Mbpsで書き込みを行えました。

終わりに

今回はElastic ThroughputモードでのEFSの立ち上げを行ってみました。
実際の使用感はこれからさらに検証していきますが、事前予測が不要なので使いやすいサービスになりそうですね。

投稿者プロフィール

matsuno
基本を大事にしていきたいサーバーエンジニアです。