Stray Labor 氏より許可を頂き、転記します。
Amazon Elastic File System (EFS) を気づいたら使えるようになっていたので、早速起動してみた。
とりあえず起動してみただけなので、とりあえずファーストレビュー。
EFS は AWS が提供する、NFS v4 サーバ。ディスク容量が自動的に割り当てられるのと、サーバ自体がスケーラブルになっているとの触れ込み。
これまで、NFS のサイジングやディスク容量の管理に悩まされていたシステム管理者にとってまさにこれだけのために、AWSに移行したくなる素晴らしいソリューション。
また s3fs の遅さやパーミッション設定の難しさに悩んでいた人にも朗報となるだろう。しかも料金はディスクを使用している分だけ。無駄にストレージに投資することもない。
マネージメントコンソールからEFSのアイコンをクリック。プレビューの申請が通っていないと申し込み画面に飛ばされる。現在は us-west-2 (Oregon) のみ使えるようになっていた。
- 一つのファイルに対して、すべてのファイルシステムのユーザーに対して87 までしかロックがかけられません。複数のサーバにまたがっても87までです。
また Linux NFSv4 の制限として以下があります。
- 一インスタンス当たり同時に128ユーザまでしか、ファイルを同時にオープンできません。
- 一インスタンス当たり 32,768 ファイルまでしか同時にファイルを開けません。
- 一マウント当たり、8192 ロックまでしか獲得できません。
- 一マウント当たりユニークなファイルとプロセスの組み合わせは、256までです。例えば 1 プロセスならば、256ファイルのロックを取得できますが、8プロセスなら 32ファイルまでのロックを獲得できません。
まぁもともと NFS のロックはあてにしてはいけない(いつの話だよw)っていう話もありますし、同時実行性能の観点からはできるだけロックレスな構成にする必要もあります。
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