RDS データベースプレビュー環境(英語 : RDS Database Preview Environment ) にて、
MySQL 8.4 のエンジンバージョンの利用が2024/08/01より可能となりました。
AWSのニュース記事としてはこちらになります。
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/08/amazon-rds-mysql-long-term-8-4-rds-database-preview/
この MySQL 8.4 のエンジンバージョンがなぜ重要かといいますと、
現在のMySQL のLTS(長期サポートバージョン)の8.0の後継のLTSとなるためとなります。
RDS for MySQL については、本記事執筆段階(2024/08/11)の時点で、
既に 2026/07/06 に標準サポートの終了が決まっております。
参考 : https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/MySQL.Concepts.VersionMgmt.html
RDS 延長サポート(※追加AWS利用料が発生します)に加入することで 2029/07/31 まで利用可能な期間を延長可能ですが、
追加AWS利用料の問題から延長サポートを回避したいAWS利用者が多いのではないでしょうか。
現段階で RDS の MySQL 8.4 の標準サポート期間は公開されていませんが、コミュニティに準ずるのであれば、
2032/04程度までは標準サポート、そこから3年の延長サポート、となるのではないかなと個人的には推測します。
なお、MySQL8.1 MySQL8.2 MySQL8.3 はLTSバージョンではないため、サポート期限はより短いものになります。
2024/08/11の段階では RDS データベースプレビュー環境 にて
RDS for MySQL 8.4.1 の利用が可能となっています。
実際に使ってみた感想については追って記事書いてみます。
投稿者プロフィール
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2013年入社の平成生まれです。
初めて触ったコンピュータはPC9821でダイヤルアップでした。
その時に鯖落ちや人大杉の対応をしてくださる鯖缶になりたいと憧れ、
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