概要
re:Invent 2017でMCL302 Maximizing the Customer Experience with AI on AWSを受講しました。
主にAWSの下記サービスを利用し、MultiChannelなAIサービス提供を行うための方法をデモ、顧客事例を交えたセッションでした。
前半はコールセンター業務のAI化、後半はMultiChannelでのサービス提供をどのように行うかといったLambdaコード例の提示もある実践的な内容でした。
- Amazon Connect
Amazon Connect - Amazon Lex
Amazon Lex
セッション
4枚画面会場
朝早いのですが、セッション開始時には満員でした
コールセンターのサンプルアーキテクチャ
Amazon Connectで電話を受け、音声での応対を開始
全てのログはS3に保存、Athenaで解析
異常検知にはKinesisを利用
コールセンタの質疑応答はシナリオをGUIでわかりやすく分岐等も定義出来る
マルチチャンネルでの会話を継続したサービス提供
例として、下記のような人間的なコミュニケーションの実施をDynamoDBにステータス保存し実現するという形でした。
- 家のAlexaでバッチジョブの状況を確認/調整
- 車の中からAmazon Connectに電話すると、先程の状況アップデートをお伝えしましょうか?というように聞いてきてくれる
オフィスでの利用例
Amazon Lumberyardの RinさんがVirtual秘書な感じで報告をしてくれるデモを見ることが出来ました
マルチチャンネル間でのステータス管理をどのように実施するか
Lambdaコード例の提示でしたが、DynamoDB上にJobIDをKeyとしてステータスをValueに持たせておくというものでした。
まとめ
いずれのサービスもまだ日本語対応はしておりませんが、Echo (Skill) の日本語化は既にされている事から考えると
様々な会社でVirtual秘書が雇われ、家や出先でもシームレスに状況確認が出来たり、リマインドが飛んでくる未来がすぐそこにある事を感じました。
参考リンク
Amazon Connectを使って電話からEC2を再起動する
https://dev.classmethod.jp/cloud/aws/reboot-ec2-by-amazon-connect/
Amazon LumberyardのRinさんのFacialAnimation
https://arstechnica.com/gaming/2017/11/in-amazons-game-engine-voice-actors-can-now-be-replaced-with-robots/