はじめに
本日は、「AWSオンラインイベント『AWS Builders Online Series』に参加してみた!」ということで、1月20日に開催されましたイベントの参加レポートをお届けします。
当日ご参加いただけなかった方に、セッション内容の一部を厳選してご紹介したいと思います!
『AWS Builders Online Series』とは
AWS 初心者向け大規模イベントです。基礎コンテンツのみで構成され、約 3.5 時間で集中的に学習できる、グローバルでも人気のイベントとなっております。
参加対象は以下の通りです。
・ゼロから AWS を知りたい方
・機械学習、コンテナ、サーバーレス、マイクロサービスアーキテクチャなど
話題の技術を基礎から学びたい方
今回私は数あるセッションの中で、【コンテナとサーバーレスの使い分け】というセッションタイトルに惹かれ視聴してきました!
セッション概要
本セッションは、「コンテナとサーバレスを知る」といったAWSFargateとAWS Lambdaの解説から始まり、「コンテナとサーバレスのハイブリッドシステム」について最後はハイブリッド構成例を説明していただきました。
コンテナとLambdaを使い分けとは?
それではセッション内で私が最もためになったと感じた、
「コンテナとLambdaを使い分け」について一部情報を共有したいと思います!
本セッションでは、コンテナとLambdaにおけるデンジョンツリー(樹形図)を基に解説していただきました。1~6の問いに対し「はい」か「いいえ」のどちらかで回答を進めることでコンテナとLambdaの使い分けが簡単にできるのです。
1. 管理単位は
まず、最初に管理したい対象が「プラットフォーム」全体をコントロールなのか
「アプリケーション」をコード単位で見たいかで判断します。
「プラットフォーム」 → コンテナ
「アプリケーション」 → Lambda
2. 短期実行max15分または非同期処理か
はい → Lambda
いいえ → コンテナ
3. 10GB以下のメモリ
はい → Lambda
いいえ → コンテナ
4. CPU処理のみか
はい → Lambda
※Lambdaでは、GPUのインスタンスや推論専用チップの利用は対応できません。
いいえ → コンテナ
5. ステートレス処理
Lambdaでは、ステートを保持する機能がないため「ステートレス処理」か判断する必要があります。
はい → Lambda
いいえ → コンテナ
6. Lambdaバースト制限内か
はい → Lambda
いいえ → コンテナ
Lambdaが並行で起動する時は、並行数に制限があるためご自身がやりたい数に収まっているかどうか判断します。制限以上のリソースを確保しておきたい場合は、「コンテナ」を選択する必要があります。
最後に
本セッションを通してAWSFargateとAWS Lambdaの使い分けを改めてデンジョンツリーを用いて学ぶことができました。みなさんも、それぞれのサービスの良いと所、苦手とする所が理解でき頭が整理されたのではないでしょうか。
AWS Builders Online Series のイベントは既に終了しましたが、アーカイブを視聴することができます。本セッションやその他セッションについて気になる方はこちらから
また、弊社ではAWSFargateとAWS Lambdaを活用した構築実績が多数ございますので
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最後までお読みいただきありがとうございました。