AWS ヘッドライン – 2019.03.28 –

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AWS の最新情報をワンライナーでお届け。

AWS Toolkit for IntelliJ が GA になりました。

AWS Toolkit は Visual Studio や Eclipse で利用しているととても便利なので、IntelliJ ファンの方にもこの便利さが広がりました。個人的には AWS Toolkit for Vim があるとちょっとうれしいです。

詳細はこちら The AWS Toolkit for IntelliJ is Now Generally Available

複数アカウントからログを集約するような運用に役立ちそうです。

詳細はこちら AWS Transfer for SFTP now supports AWS PrivateLink

Application Load Balancers (ALB) がアドバンスドリクエストルーティングをサポートしました。

これまでのリクエストルーティングに加えて、以下の条件を追加できるようになったそうです。

  • ホストヘッダ
  • パスベースのルーティング

他にも一つのルールで複数の条件を設定できるようになったとのこと。

詳細はこちら Application Load Balancers now Support Advanced Request Routing

Alexa for Business がスキルブループリントを利用して組織固有の Alexa スキルを作成できるようになりました。

スキルブループリントを利用して Alexa スキルが作成できるので Alexa の RPA 利用が進みそうですね。

詳細はこちら Alexa for Business now lets you create Alexa skills for your organization using Skill Blueprints 

Amazon ECS でローカルテストツールが利用可能になりました。

ローカルで AWS のクレディシャルやメタデータなどを含めてテストできるようになったそうです。 ECS をご利用の方は運用工数が削減できるのではないでしょうか?

詳細はこちら New Local Testing Tools Now Available for Amazon ECS

Amazon EKS で Windows コンテナサポートのパブリックプレビューが開始されました。

.NET で開発されている方には朗報です。Windows 運用も kubernetes ですね。

詳細はこちら Amazon EKS Opens Public Preview of Windows Container Support

AWS Fargate と Amazon ECS で ECS サービス向け外部デプロイメントコントローラがサポートされました。

同時にタスクセット管理 API もリリースされたそうです。タスクセットという新しいプリミティブが導入されて、一つの ECS サービスの中にあるアプリケーションで複数のリビジョンを管理できるようになりました。

詳細はこちら AWS Fargate and Amazon ECS Support External Deployment Controllers for ECS Services

MySQL 5.7 互換の Amazon Aurora で GTID ベースのレプリケーションがサポートされました。

GTID ベースでレプリケーションがサポートすることでより安全にトランザクションを利用できるようになりました。

詳細はこちら Amazon Aurora with MySQL 5.7 Compatibility Supports GTID-Based Replication

AWS RoboMaker で新しいビルドとバンドル機能が発表されました。シミュレーションジョブやロボットのアップデートが10倍速くなります。

アプリケーションコードと依存コードを別々にビルド、バンドルできるようになったとのことです。

詳細はこちら AWS RoboMaker announces new build and bundle feature that makes it up to 10x faster to update a simulation job or a robot

AWS Organizations でサービスコントロールポリシーが適切な粒度でのパーミッションコントロールを可能にします。

サービスコントロールポリシー(SCP)によって、IAM ユーザやロールに対していろいろ制限をすることができるようになったそうです。

詳細はこちら Service control policies in AWS Organizations enable fine-grained permission controls

ダイレクトコネクトゲートウェイでマルチアカウントのサポートが発表されました。

別アカウントの VPC からダイレクトコネクトゲートウェイに接続できるようになりました。これまで物理ルータで折り返すことはできたのですが、それが不要になります。

詳細はこちら Announcing Multi-Account Support for Direct Connect Gateway

AWS App Mesh が一般利用可能になりました。

これで多数のサービスに分散して複雑化システムの運用が簡略化、もしくは少なくとも整理ができることが期待できます。

詳細はこちら AWS App Mesh is now generally available

AMD EPYC プロセッサを搭載した、Amazon EC2 M5ad と R5ad インスタンスタイプが利用可能になりました。

個人的にはインテル派なので私はあまり活用できないのですが、AMD EPYC を搭載した末尾 a シリーズに新たにブロックデバイス I/O を強化した、末尾 ad シリーズが加わりました。

末尾 d シリーズはローカルストレージに接続されており、高速で低レンテンシ―なブロックI/O が可能になっています。

詳細はこちら New Amazon EC2 M5ad and R5ad Featuring AMD EPYC Processors are Now Available

AWS Storage Gateway サービスで テープゲートウェイ の保存先として Amazon S3 Glacier デープアーカイブストレージクラスが利用できるようになりました。

これで監査ログなどの長期保存がさらに安価に可能になります。

詳細はこちら AWS Storage Gateway Service Integrates Tape Gateway with Amazon S3 Glacier Deep Archive Storage Class

AWS デープラーニングコンテナのご紹介

3月25日の AWS ヘッドラインでデープラーニング AMI の更新をお伝えしましたが、今度はコンテナも利用できるようになりました。 EC2 よりも手軽に デープラーニングを利用することができますね。

詳細はこちら Introducing AWS Deep Learning Containers

本日はここまで。今日は結構いろいろな発表がありました。それではまた明日お会いしましょう。