こんにちは。kobataです。
AWSの認定試験を受けてきましたので、感想や反省などお伝えします。
受験の経緯
弊社では、AWS試験だけではなく資格試験を取得して技術力を高める文化があります。
今回受けてきた試験も私で5人目で、もとからAWS資格試験をコンプリートしている人が4名いましたので、負けられない気持ちで受験してきました。
実際に案件の中でも、環境を自動構成するAWSプロダクトやCIツールを使う機会も増えてきていますので、そういった案件に対応できるよう知識をつけるのもの目的の一つでした。
ちなみに私はギリギリで合格でしたので、参考にならない可能性もあります。ご了承ください。
試験の概要
AWS での継続的なデプロイが発生するシステムの実装と管理と方法論
セキュリティ管理、ガバナンスプロセス、コンプライアンス検証の理解、実装、および自動化
AWS でのモニタリング、メトリックス、ログ記録システムの定義とデプロイ
AWS プラットフォームでの可用性が高く、スケーラブルで、自己修復機能のあるシステムの実装
運用プロセスを自動化するためのツールの設計、管理、およびメンテナンス
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-devops-engineer-professional/
簡単に言うと、AWS環境でデプロイする際のベストプラクティスや、運用上の注意点がメインで出題されます。ソリューションアーキテクト プロフェッショナルでは設計のベストプラクティスだったのですが、DevOpsだけにデプロイ系のところがメインのようです。
DevOpsについて
DevOpsというキーワードも一応拾っておきます。
DevOps(デブオプス)は、ソフトウェア開発手法の一つ。開発 (Development) と運用 (Operations) を組み合わせたかばん語であり、開発担当者と運用担当者が連携して協力する開発手法をさす。また、DevOpsにビジネス部門を追加したBizDevOpsというワードも広がりつつある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/DevOps
良く分かりませんが、開発担当者と運用担当者が連携するというのがポイントのようです。実際に弊社でも開発会社のお客様と連携して運用設計するケースもありますので、今後クラウド系のインフラエンジニアにも必須のスキルになってくるかもしれません。
勉強しておいて良かったこと
環境を自動構成するAWSプロダクトに関してはドキュメントを端から端まで読み込みました。また、一番重要なのは実際に各プロダクトを触ってみること。言葉だけではイメージできないので、実際に環境を構築してみることが理解への近道だと思います。
試験要綱に書いてある"A/Bテスト"や"自己修復機能"、"コンプライアンス検証"がAWSのどのプロダクトを意味しているのかを推測して調べていくことで概ねカバーすることができました。
あとはAWSにおけるデプロイや監査に関するベストプラクティスのドキュメントなどがあれば、もっと点数が取れたのでは?と思うのですが、見つける事ができませんでした。
英語だとドキュメントありそうですが…
感想
実際の案件を想定した事例を問題としてだしてくれるので、実際の案件でも質問にも答えられるようになると思います。総じて勉強して良かったと思います。
PS.サンプル問題、模擬試験が理解できない状態でいくと厳しいかもしれません。
投稿者プロフィール
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オンプレからクラウドまで幅広く見てるサーバエンジニアです。
得意分野は、AWSと監視ツール!開発は勉強中です!!
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