AWS Summit 2016に参加しIoTブースを中心に回ってきました!
本来は木曜日の豪華ランチやバームクーヘンにありつくはずが、金曜日の午後からしか参加できず、、
ですが、星さんよりお恵みを頂きました、バームクーヘン美味しかったです!
全体を通しての感想
各社デバイス選定や安定稼働に苦労をしながら、スモールスタートでデータ取得、見える化基盤を構築し
結果どうであったかを評価、改善する という事を素早くPDCAサイクルで回している企業様にて、実績が出てきていると強く感じました。
ただし、運用の面では失敗談もままあり、長期間安定して運用するにはノウハウが必要との事です。
また、全体を通じて人間の意思決定補助をするために見える化を行うツールとして利用されておりますが
データ解析、活用が進んで行くと、サジェストや場合によっては意思決定が機械によりされる日が来るのだろうなぁ、と考えさせられました。
利用していたデバイス
1例ではありますが、下記のようなデバイスを利用されている物が展示されており非常に興味深かったです。
センサー
※図はイメージです
- BLEデバイス
- オールインワンタイプのセンサ(3軸加速度センサ、温度、湿度 等々) 富士通様の製品が非常に強い印象を受けました
- 液量
- スマートウォッチ
- 変わり種で 押した力で発電するため、電源不要のBLE対応ボタンスイッチ
- カメラ
- 直接Wifiに繋がるものや、SDカード、特にFlashAirを利用している点が興味深かったです (https://iotnews.jp/archives/22259)
- Zigbeeデバイス
Gateway
※図はイメージです
実証段階
- Raspberry Pi
- OpenBlocks IoT BX1
- ノートPC
本稼働
- Armadillo-IoT
- Raspberry Pi (自社カスタマイズ製品等もあり)
- 産業用PC
- ノートPCやiPad
展示されていた構成
展示されていた構成で実際にお話を聞けた物です
工場の見える化
- 金型作成現場におけるサーモグラフィーで対象物の温度分布を見える化→掛ける水量の調整
- データクック社のプレスリリース (http://datacook.jp/news.html)
- 工場の設備保全状態管理
- 設備保全状態管理サービス+各種センサーを紐付けて管理する事でより便利に (http://www.intra-mart.jp/)
- 作業員の方の事故防止
- スマートウォッチ等で取得した従業員の活動量等で事故防止等、24/365の現場で人が少ない所で倒れてしまったり事に気づけたり
変わり種
- パトライト状況見える化
- パトライト社製品はライト増設口がモジュラー形式になっており無線対応モジュールを載せる事で、パトライトが光った事をGateway等に通知する。
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 様が展示しており、逆転の発想に感動しました。(http://www.to-be.co.jp/news/press/2016/news160329.html)
- パトライト社製品はライト増設口がモジュラー形式になっており無線対応モジュールを載せる事で、パトライトが光った事をGateway等に通知する。