こんにちは
前回に引き続き今回もAWS Summit Tokyoシリーズ第3弾(最終回)です
今回も参加セッションについて紹介していきたいと思います
紹介するセッションはバンダイナムコの導入事例です
セッション名
クラウド素人がAWSプロフェッショナルサービスとともに挑むクラウド基盤構築
[バンダイナムコの紹介]
事業内容:ゲームソフト、アミューズメント機器などの企画・開発・販売参照情報URL:http://bandainamcoent.co.jp/corporate/group/index.php
[講演者紹介]
森田 繁(株式会社バンダイナムコエンターテインメント 事業推進室 情報システム部 ゼネラルマネージャー)
→・インフラやクラウドなど知らない自分が情報システム部門へ着任
・去年のAWS Summitでは皆さんの側(講演を聞く側)にいた
[クライウド移行後]
AWSプロフェッショナルサービスとパートナ企業と3社で取り組み52%のコストカットを実現
[クラウド利用状況]
・業績面での実績があり、クラウド、AWS導入には抵抗がない状態
・ゲーム開発、運営にAWSを利用
[サーバー移行概要]
1.移行方針策定
↓
2.標準構成策定
↓
3.移行方式決定
↓
4.RFP作成
↓
5.TCO評価※クリックすると画像が大きくなります
[移行アプローチ]
2014年春-AWS Summitへ参加し、AWSの存在を知る
・クラウドが世の中で騒がれている
・着任早々サーバールームが大変なことになっているらしい
・アカウントを作ってみる
・EC2をクリック「こいつ…動くぞ!」
2014年夏ー物理サーバー破壊命令
・オフィス移転までにサーバールームにある物理サーバー250台を仮想化
・仮想化だけでなくクラウドも考慮する
・夏休みに「仮想化」、「クラウド」の本を一通り買ってくる
2014年秋ーサーバールームは荒野
・AWS以外のクラウドサービスを知る
・仮想化開始
→社内ネットワーク環境で実績のあるA社で構築
まずは物理を仮想化する!
2014年冬ー予算編成の脅威
・予算作りのためのアセスメントとコスト試算をC社と開始
・サーバールームの仮想化/クラウド化はどこまで?とコストをはかる
アセスメントを開始(11~12月の2か月間)→得た結論
-次の3年間はオンプレとクラウドの組み合わせ。まずは目一杯仮想化
-新規案件は基本クラウドで実施
-AWSはエンタープライズでも「スタンダード」、「標準語」
水や空気と同じで”そこにあるもの”、利用はまったなし!
2015年年明け-翔べ!AWS
・AWSの案件を開始したいが、誰に聞くべきか?
・「AWSできます!」という会社様の中にもいろいろなレベルやタイプ
-AWS全面突撃タイプ
-これからやりますタイプ
-限定したアプリやソリューションで取り組んでいるタイプ
-看板だけで実は中身は…タイプ
・AWSプロフェッショナルサービスに出会う
※クリックすると画像が大きくなります
[実際に導入してみての感想]
・大変満足
成功80%、失敗20%
失敗20%の要因
→・データ分析ツールが上手く行かない
・移行の為の連携を考慮する事が不足……次に生きるので良い経験だった
[なぜAWSプロフェッショナルサービス?]
・AWSに対する圧倒的深い知見。段違い
・最新情報の所得が本当に早い。正確
・AWSの事例をすごいたくさん知っている
・優良なパートナ様の紹介と選定を一緒にしてくれる
・思ってたより冷静で客観的
・タイム&マテリアルでの課金
・特にトラブルがあった際に有効
→スピード感がまったく違う
[AWSプロフェッショナルサービスは高いのでは…?]
・タイム&マテリアルとは言うけど、時間単価ではお高くない?・高い。でも、そのバリューがある
・一回一回のセッションが真剣勝負
・当然、質の高いアウトプット
・予算に合わせてうまく工数を増減してくれる→中身と成果が重要!
[導入に際して注意すべき事]
・人次第で良くも悪くもなる(社内の理解/パートナーの良し悪し)
・AWSをどのように使いたいかというイメージを持つ
・自分たちが集中的に時間をとれる時期に実施
・自分たちもある程度トレーニングをする
・システムの向き不向きを考慮する(クラウド/オンプレ)
[まとめ/感想]
・AWSはとにかく触ってから考える!→アカウント作成を!もう日本語だし!
小さくて短い期間で終わる案件から試してみる。机上より実践!
自分の経験が一番の財産!(習うより慣れろ)
・AWSにも向き/不向きがある
→それもやらなきゃ分からない・AWSやるぞ!と心に決めたら「AWSプロフェッショナルサービス」
の話を聞いてみて欲しい
・AWSプロフェッショナルサービス×優良パートナーの組み合わせが最高!
→とにかく実践あるのみ!
・去年はAWS Summitを聞く側だった
→一年でのどんでん返しに驚いた・AWSプロフェッショナルサービスとパートナ企業と3社で取り組み
52%のコストカットを実現
→コストカット約半分には驚き!
以上全3回に分けて、AWS Summit Tokyoについて投稿してきました
ここでは紹介しきれないほど様々なイベントがこの2日間で開催されていました
気になった方はぜひ来年参加をお勧めします
会場入場は無料ですし、セッションも事前申込さえあれば参加可能です
2015年度AWS Summit Tokyoの資料はこちら↓↓にあります
http://aws.amazon.com/jp/summit2015-report/details/
最後に弊社はAWSアドバンスドコンサルティングパートナーとして、お客様にAWSを利用した様々なサービスを提供してます
弊社のサービス詳細はHPをご覧ください
弊社HP:http://www.skyarch.net/proactive/cloud/aws/
技術的な事で悩んだら、ぜひサバカンblogへ! 新しい発見があると思います
最後までお読みいただきましてありがとうございました
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