BuilderCards 遊んでみた

どうも、普段は関東圏内でエンジニアをしている者です。
そんな自分ですが、広島県福山市にある「スカイアーチテクノロジーズ」にも籍があり、
定期的に出張しています。

今回はその「スカイアーチテクノロジーズ」でのお話を少しお届けします!

今回のブログは、とあるゲームに関してのお話です。肩の力を抜いて読んでいただけると嬉しいです。

ことの始まり

2024年のある時、出張した時に棚を見ると、とあるカードゲームが飾ってありました。

(後ろの画面は解説動画のYouTube)

どうやら、社員の誰かがお土産として置いていったとのこと。

オフィスにボードゲームを 置き去り 寄贈するぐらいにはボードゲームが好きな筆者、
これを見て一言。「よしやるぞ!」と、半ば強制的にカードゲーム会を企画しました…w

おことわり

この先登場する BuilderCards は、いわゆる第1エディションと呼ばれるものです。
先日の re:Invent では、これの次期バージョンである 第2エディション がリリースされています。

re:Invent 2024 での AWS BuilderCards 第 2 エディション
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-buildercards-second-edition-available-at-reinvent-2024-and-online/

情報がエディションによって異なるかもですが、そのあたりはご了承ください。

目次

最初に:解説動画を見よう

いざカードを広げてみたものの、一見するとどうやって遊ぶのかが全く想像できませんでした…
想像力の練習も必要だなと思いつつ、ここは先人の知恵を借りることにしました。

ということで、まずは解説動画を参加者全員で視聴することにしました。
(サーバワークス様の解説動画を視聴させて頂きましたありがとうございます!)

カードゲームでAWSを学ぼう!「AWS BuilderCards」とは?
https://youtu.be/BbnOAukjh-I?si=HpIQeDlBna3K1WN9

詳細なカードの解説等は下記のブログにまとまっておりましたので、
詳しくはこちらをご参照ください。

AWS BuilderCardsを遊んでみた
https://blog.serverworks.co.jp/aws_buildercards

次に:全体の流れを確認しよう!

大きく、「目的」と「勝利条件」、「初期準備」を簡単にお話します。

目的

既存のオンプレミス構成を、AWSのサービスを使って、オンプレからクラウドに移行していこう!
そして、AWS Well-Architected を満たすような構成を作っていこう!

という感じです。

勝利条件

AWS Well-Archtected カードに書かれた数字が、得点となります。
このカードに書かれた点数を一番多く集めた人が勝利となります。

このカードは、「1点」と「3点」のカードがあり、
前半は「1点」のカードが、後半に行くにつれて「3点」のカードのに切り替わります。
後半にたくさんカードを取ったほうが、勝利に近づけます!
が、前半に大量得点を重ねていくのも戦略の一つですね。

このあたりがゲーム性を感じる部分です!

初期準備をしよう!

最初の初期構築がちょっと難しかったので補足説明をします。

カードの種類ですが、次の3種類があります。

  • Starter cards
  • AWS Well-Archtected cards
  • Builder cards

まずは、これらを仕分けします。

Builder cards(左上)、AWS Well-Architected cards(右上)、Starter cards(下)

それぞれのカードは次のように準備していきます。

Starter cards

各プレイヤー毎に、好きな背景色のカードを1セット持っていきます。
このカードは全部で10枚あり、この後用意する Builder cards と合わせてデッキを作っていくイメージです。

Builder cards

Builder cards は裏にしてよくシャッフルし、山札として配置します。

AWS Well-Architected cards

こちらは参加人数に合わせて、カードに書かれた人数アイコンのカードを加えたり抜いたりします。

  • 2名の場合 → 3人・4人のアイコンのカードは抜く
  • 3名の場合 → 4人のアイコンのカードは抜く
  • 4名の場合 → 全カードを使う

Well-Archtected cardsは、1ポイントを上に、3ポイントをその下に並べ、
表面にして配置します。

Marketplace

Builder cards と AWS Well-Architected cards を組み合わせ、Marketplaceを作っていきます。
先ほど用意した Builder cards の山札の上から 5枚、表面にしてカードを配置します。

初期配置したものがこちらです↓

※Well-Architected カードの表が3になっていますが、本来は1

これで、初期配置はOKです。

いざ開幕

ここからの流れは、参考元のブログ記事や動画をご確認ください。

ざっくりと、

  • 自分の山札から手札として5枚引く
  • 手札の中で、イケてる構成を組み上げる (phase1 : Build)
  • 組み上げた構成が問題ないかをプレイヤーで審議 (NGの場合は構成の組み直しが必要)
  • 組み上げた構成カードに書かれた効果などに記載してある 「TCOクレジット(黒い方の数字)」「AWS クレジット(オレンジ色の方の数字)」を消費して、Marketplaceからカードを購入 (phase2 : Buy cards)
  • 手札と購入したカードを捨て山に置き、新たに自分の山札から5枚引きます (phase3 : End your Turn)

これを繰り返して、「AWS クレジット」で購入できる AWS Well-Architected cards を集めていきます。

buiildフェーズでの一幕。ハイブリッド構成で思わずプレイヤーが唸る

まとめ

今回は概要と初期構築をメインに書いてみました。

実際のプレイはどうだったんだ?というのを書き始めると、すごく長くなってしまうので、
それはまた別の機会があれば書いてみます。

プレイして思ったのは、「AWSはイイぞー」というお気持ちになれるのと、
「手持ちのリソースでどういう構成を組めば…」という普段とはちょっと違う視点での構成力が身につく気がしました。
普段は馴染のないカードもあるので、そのあたりをゲームを通じて学べるのは非常に面白いです!

…ただ、このゲームをフルでやろうとすると2時間ぐらいかかりました。
何か短縮できそうな方法を検討したのですが……これは引き続き検討していきますw
(もう少し手軽にできたらなーという期待ですw)

ということで今回は以上です。

投稿者プロフィール

n_fukuda
16年5月からアルバイトとして入社。
様々な新しい発見や個人的に興味を持ったことを
わかりやすくお伝えできればと思います。

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16年5月からアルバイトとして入社。 様々な新しい発見や個人的に興味を持ったことを わかりやすくお伝えできればと思います。