Burp Suiteを使用して脆弱性診断をやってみました。前回行ったOWASP ZAPの脆弱性診断とは違い、今回は環境準備編と診断編に分けて執筆します。※学習のため脆弱性診断可能なサイトを診断しています。
目次
- [手順の概要]
- [実行環境]
- [設定手順]
- [まとめ]
手順の概要
- DVWAの起動
- Burp Suiteのインストール
- プロキシの設定
- スコープの設定
実行環境
Amazon EC2
Amazon Linux
XAMPP
DVWA
Burp Suite
Google Chrome
設定手順
DVWAの起動
最初にEC2にXAMPP、DVWAをインストールし起動します。インストール方法は下記リンクを参照してください。
https://www.skyarch.net/blog/?p=21942
Burp Suiteのインストール
下記サイトでBurp Suiteをインストールしましょう。Burp Suite Community Editionであれば無料でインストールできます。
https://portswigger.net/burp/releases/professional-community-2023-11-1-3?requestededition=community&requestedplatform=
プロキシの設定
PC側、Burp Suiteでプロキシ設定をします。設定→ネットワークとインターネット→プロキシをクリックしアドレスとポートを入力。
今回は標準のアドレスとポートを使用しています。
Burp Suiteを起動、プロキシの設定を行います。起動すると一時的にプロジェクトを作成しますかと表示されるため、そのままnextで進みプロジェクトをスタートしてください。
プロジェクトを作成できたらPloxyタブがあるのでそちらを押下し、settingを押下します。
先ほどPC側で設定したプロキシを入力します。
スコープの設定
ここからスコープの設定に移ります。TargetタブのScope settingを開きます。
include in scope欄に対象のURLを張り付けます。
対象のURLを開くと下記のように表示されます。
スコープを設定することで対象のURLを診断することが可能となります。URLの中で診断したくない箇所があれば、excludeの欄で除外設定することも可能です。
まとめ
今回は環境事前準備として、脆弱性診断で使用するサイト、ツールのインストールと設定を行いました。次回は実際に診断を行いますので、よかったら覗いてください。
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