はじめに
お久しぶりです。kenjiです。
一番よく利用されると思う
CentOS7.3、Apache2.4、PHP7.1
でのインストールを紹介したいと思います。
yumコマンドを用いて目標時間10分ほどで環境を作成します。
SSL化などは汎用的に実施できるため今回は省略します!
概要
CentOS7.3、Apache2.4、PHP7.1の環境を作成します。
WordPressやECCubeなど汎用的に使える環境になります。
実行環境
CentOS7.3
Apache2.4
PHP7.1
独自ドメイン
インストール方法
まずApache2.4をインストールし、その後にphp2.4をインストールします。
今回はyumで提供されているパッケージを使用していきます。
Apache2.4インストール
yumにてapacheをインストールします。
CentOS7.3ではデフォルトでhttpdのバージョンApache2.4になっています。
1 |
yum install httpd |
PHP7.1インストール
phpについてはremi(https://rpms.remirepo.net/)からインストール致します。
標準ではリポジトリは存在しないため、リポジトリのインストールから実施します。
インストールするパッケージについては私にて推奨するものになります。
1 2 |
リポジトリの追加 yum install https://rpms.remirepo.net/enterprise/7/ |
1 2 3 |
php7.1関連パッケージインストール(※ブラウザにより折り返されますが、1行のコマンドになります。) yum install --enablerepo=remi-php71,epel php php-devel php-common php-cli php-pdo php-mcrypt php-mbstring php-gd php-mysqlnd php-pear php-soap php-xml php-xmlrpc php-pecl-apc |
apacheにてphp読込設定
基本的にこの状態で使うことができますが、phpの初期設定などを実施します。
1 |
echo "date.timezone = Asia/Tokyo" >> /etc/php.ini |
※ただし、最低限の設定変更になります。
apacheのバーチャルホストや、apache/phpのパラメータ設定は行っておりません。
apache再起動
apacheの設定を変更しているため、apacheの再起動をする必要がある。
以下のコマンドにてapacheを起動させる
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
構文チェック httpd -tS (エラーが無いことを確認) 起動 systemctl restart httpd 起動確認 ps auxfww|grep httpd |
動作確認
phpinfoを配置し、phpの動作を確認する
1 2 3 4 5 6 7 |
cat < /var/www/html/phpinfo.php >> EOF <?php phpinfo(); ?> EOF |
ブラウザから以下URLを叩いて動作確認
http://[サーバのIPアドレス]/phpinfo.php
※動作確認後は必ず削除してください
1 |
rm -f /var/www/html/phpinfo.php |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在apache2.2 + php5.3を利用しており、リプレースを検討している方も多いと思います。
とても大雑把ですが、上記手順にて最低限の新しい環境を容易することが可能です。
より進んだ対応やバーチャルホスト対応、キャッシュ設定、圧縮転送設定なども可能ですので、不明な点あればぜひお気軽にご連絡ください
投稿者プロフィール
-
2013年入社の平成生まれです。
初めて触ったコンピュータはPC9821でダイヤルアップでした。
その時に鯖落ちや人大杉の対応をしてくださる鯖缶になりたいと憧れ、
みなさんのお役に立てればと思っております!
#今では個人所有のパソコン・サーバだけで20台ほどあります…。
サーバー大好き!