ミドルウェアインストールやサーバ構築で
お悩みの皆様、もうChefはお使いでしょうか?
不定期で何回かに分けてChefSoloの導入事例をお伝えさせて頂きます。
背景
スカイアーチネットワークスでは、ChefSoloを活用したサーバ構築を実施しておりますが
誰もが簡単にChefを使って頂くための土台作りを、Omnibus Installerを参考に行いました。
そもそもOmnibus Installerとは
1行インストーラの事です。(詳細割愛)
弊社の実装例(サーバ構築業務へのChefSolo利用)
構築対象のLinuxサーバのシェルに1行記載して実行する事で
弊社の運用に則した管理スクリプトを初め最低限必要なミドルウェアがインストールされます。
ChefSoloに渡すjsonを変更する事でインストールするミドルウェアのバージョン変更等も行えますので
ある程度柔軟にパターンを受け入れることが出来ます。
実装して感じた効果
下記を実感しました。
- ChefSoloを意識せずに身近に感じて頂く事が出来た (良くも悪くもですが、まずは現場に浸透させる)
- 構築速度UP (手順等を見なおしてChefSolo化したため、弊社では500%以上の効果を得られました)
- 構築品質UP (Chefによるべき等性確保、及び Serverspecにてテストを実施する事でダブルチェック)
- 保守性UP Infrastructure As Code とする事でイメージ利用使い回し等に比べて、ブラックボックス化させない、担当者依存の排除
一方で下記事象のように、スピード対応が必要な場面も出てきました。
- 新しいOSイメージが有効になると(AWSの2014.09..等)即日対応が求められます。
現在は、インストーラスクリプトで処理続行するOSバージョンを絞る対策を実施しております。
将来像
コード化できた事で、今後は社内情報ツールへのAPIコールで
作成したサーバを自動登録する将来像を実現して行きます。
Chefを利用したプロジェクト/社内オペレーションのコード化/自動化は
スカイアーチネットワークスまで、ご相談下さい