こんにちは、幅広い視野を持つエンジニアを目指しています田中と申します。
2017年2月9日に開催されましたPepperWorld 2017についてまとめます。
概要
Pepperの最新導入事例や、最新のロボアプリを実機で体験でき、セッションも行われます。
Pepperが全国282校の公立小中学校にやってくる!
2017年4月より3年間、約2,000台のPepperのほか、プログラミング教材、必要機材一式が無償で貸し出されるとのこと。
各校では、同プログラムのために開発されたカリキュラムに沿った授業でプログラミングを学習する。
コレグラフ(Choregraphe)と呼ばれるIDEを用いてドラッグアンドドロップでプログラミングを行う。
筆者は教職課程経験者(ただし教員免許は未取得w)であるが、子どもたちは理科の実験など自ら手を動かすと五感でフィードバックが得られるものに興味を持つ傾向があるため、
プログラムを書くとPepperくんが"動く"、"胸の画面が変わる"、"しゃべる"この経験は多くの子どもたちをひきつけるものであると考えている。
なお展示ブースにはさらに直感的にプログラミングできるようなアプリケーションを製作していたり、
移動が低速であるというPepperくんの弱点を克服する乗り物のようなデバイスを製作しているような企業の展示が見られた。
まとめ
2012年の中学校技術・家庭科における「プログラミングによる計測・制御」の必修化に続き、2020年度には小学校におけるプログラミングの必修化も検討されています。
プログラミングにおける制御構造(順次・分岐・反復)やオブジェクト指向(クラス・多様性・継承)+α(テスト・PDCAサイクル)の考え方は児童や生徒の生活に直接結びつくことはないものの、
論理的な物事の考え方やグループワークなどにおける問題解決の能力に深く結びつくものであると筆者は考えております。
Pepperなどの親しみやすいロボットを教材とすることで、子どもたちのモチベーションも上がるでしょうし、学校向けサービスなどもビジネスとして出てきそうですね。
これからの日本は彼らが担います。我々も彼らに負けないように日々精進したいものですね!
・画像引用元
Monoist様(http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1503/27/news015.html)
筑波大学田中文英研究室様(http://fumihide-tanaka.org/lab/research.html)
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