Red Hat EL7のNetworkManagerについて

Redhat EL7がリリースされました。

詳しいリリースノート等はオフィシャルを見ていただくとして、今までとの変更点についていくつか実際に確認をしてみたので纏めてみました。
確認にあたってはAWSにて実施しました。ライセンスを含んだ従量課金は便利ですね。

NetworkManager

system-config-networkは廃止ということで、nmcliかnmtuiを使えってことみたいですね。
文法的には次の様になっており

オブジェクトには

が選択できるようです。
また、それぞれのオブジェクトに対してどのような操作ができるかはhelpと書けばよいようです。

上記によりdeviceに対してはshowというコマンドが利用できるので実行してみると下記のような出力が得られます。

今までの慣れたオペレーションとは違って混乱しそうですが、スクリプト等からは操作しやすそうですね。

さらっと触れた程度ですが、nmcliに集約したコマンドのためオプションは多彩ですので一度manで確認されることをお勧めします。

なお、今までのifconfig/netstat/arp/route等のコマンドは別途net-toolsを入れると利用できるようですが、AWSで作成したインスタンスには含まれていました。
ただし、どのコマンドのmanにも「This program is obsolete.」と記載があることは認識して使ったほうがよさそうですね。

リンク

オフィシャルの情報を合わせてご参照ください。
What's new in Red Hat Enterprise Linux 7
Red Hat Enterprise Linux 7 の新機能

投稿者プロフィール

えんじにあん
インフラ系のエンジニアです。
運用系のスクリプトを書いたり、オートメーションな世界に向かって日々精進しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

ABOUTこの記事をかいた人

インフラ系のエンジニアです。 運用系のスクリプトを書いたり、オートメーションな世界に向かって日々精進しています。