SkyHopper6月版のリリース
2015年6月8日にSkyHopper6月版としてリリースを致しました。
とはいえ、gitで公開していますので開発ブランチを使う事もできますので、すでに使って新鮮味の無い内容と思われる方もいらっしゃるかと思います。
3月版との違いを簡単に記載しますと下記のとおりです。
- Yum Update, セキュリティ更新の必要をチェックする機能
- ELB を管理する機能
- インフラ作成時に新規にKeyPairを作成する機能
- Serverspec の定期実行機能
- KeyPair の一覧、削除機能
Yumのアップデート
セキュリティアップデートの対応を行う際にログインを1台づつ行うことも大変な作業なので作業を簡略するためにknifeを用いてyumの定型的なコマンドを実行できるようにしました。
現在は作業ログから結果を参照するようになっています。
ELBの管理
実際のサービスを構築する際にはELBまでを一度に作成する事が多いため、すぐにアクセスして確認したいというニーズが出てきました。そのためインフラのタブにELBを表示することができるようにしました。
まだ多くの機能はありませんがヘルスチェックの状態と切り離し切り戻しの操作は行えるように実装してあります。
KeyPairの作成
以前のバージョンまでは事前にコントロールパネルで登録してあったSSHの鍵ペアを利用していたのですが、プロジェクトによって鍵の使い分けを行いたい場合に画面の行き来を無くすように統合しました。
Serverspec の定期実行
SkyHopperの作成には安心して運用を行いたいという思いも込められています。
そのためにシステムのテストをいつでも、かつカジュアルに行うしくみとしてServerspecを定期的に実行できるようになりました。
KeyPair の一覧、削除機能
簡単にインフラが作成や削除できるようになってくると、意図せずに不要になったキーがそのまま残り続けたりすることがあります。
また、どの鍵がどのインフラで利用中なのかを一覧で確認できるようにしました。
その他
インフラが作成されてすぐにChefServerへの登録を行った場合には、作成されたインスタンスのSSHデーモンが起動していないことが理由でエラーになることが多くあります。その場合には少し待ってから再実行を行ってみてください。
(緩和できる方法は検討してみます)
なおバンドルされているテンプレートなどを利用してサービスを構築されるのはご自由にされて問題ありません、また用途に応じてセキュリティグループの確認等は行うようにして下さい。
加えてSkyHopperへのSSL化もご検討下さい。
それではよいクラウドライフを!
取得先
https://github.com/skyarch-networks/skyhopper/releases/tag/v0.4
投稿者プロフィール
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インフラ系のエンジニアです。
運用系のスクリプトを書いたり、オートメーションな世界に向かって日々精進しています。
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