1.0以降の追加機能について簡単ですがご紹介をします。
CAPABILITY_IAMオプションの付与
CloudFormationの実行時にCAPABILITY_IAMオプションを付与するようにしました。
これによりEC2の作成時にIAMを付与するような構築にも耐えうるようになりました。
Chef実行時のwhy-run
今まではcookbookの適用時においては実行するとすぐに変更が反映されていましたが、実際に何が起こるのかを確認したいというご要望に対してデフォルトはwhy-runにしました。運用とては、まずwhy-runでのログを確認してから適用という流れを取る事で安心感を得る事ができます。(why-runはありますがシステムの重要度に応じて事前のスナップショットを取得する等のご検討をされてください)
トレンドグラフの期間指定
期間を決め打ちしていたグラフの描画は期間指定ができるようになりました。あわせてグラフのドラッグもできるようになっています。
ただし、現在のZabbixAPIの仕様によりZabbixで設定したヒストリ期間よりも過去の情報を参照する事はできません。
(Zabbix上ではトレンドの情報を用いてのグラフ描画ができますので、それに比べれば短い期間になります)
JSONエディタのシンタックスハイライト
特に開発中においてはCloudFormationのJSONは何度も修正する事があると思います。そんな中、最低限JSONの文法に沿っているかどうか。問題がある場合にはどこに問題があるかをシンタックスハイライトの機能を付与する事で知りやすくなりました。
ELBの設定の追加
ELBの扱いとしては今まではインスタンスのアタッチとデタッチのみでしたが、リスナーの設定や証明書の期限の確認や更新作業も行う事が可能になりました。
証明書はDrag and Dropで投げ込むだけでよいので(少し)面倒な作業の苦痛も軽減できると思います。
その他にも機能追加がありますがAWSを楽しんで頂ければと思います。
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インフラ系のエンジニアです。
運用系のスクリプトを書いたり、オートメーションな世界に向かって日々精進しています。
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