Amazon Neptuneとは?グラフデータベースサービス
Amazon Neptuneの概要
Amazon Neptune は高速かつ信頼性の高いAWSで利用できるフルマネージドグラフデータベースサービスです。
従来、高度に接続されたデータの SQL クエリは複雑で、パフォーマンスを調整するのは困難でしたが、Amazon Neptune を使用することにより、一般的に公開されているグラフクエリ言語を使用することができ、書き込みが容易で、接続されたデータをうまく処理、実行することができます。
料金はデータベースインスタンスに対して、時間単位で料金が発生します。
Amazon Neptuneの利点
高可用性と耐久性
Amazon Neptuneは可用性と耐久性に優れており、ACID(不可分性、整合性、分離性、耐久性)にも対応しております。
ストレージは、耐障害性と自己修復機能を備えており、3 つのアベイラビリティーゾーン(AZ)間でデータが6 個コピーされます。
サポートしているグラフクエリ言語
Amazon Neptuneでは、Gremlin と SPARQL の両方に対してオープングラフ API をサポートしており、グラフモデルとクエリ言語両方に優れたパフォーマンスを実行できます。
セキュリティ
Amazon Neptune は、HTTPS で暗号化された接続をサポートしており、AWS Key Management Service (KMS) で管理されるキーを使用してデータベースを暗号化することもできます。
低コスト
オンデマンドインスタンスでは、長期間の契約や初期費用が必要なく、時間単位でインスタンスに対する料金が発生します。データベースのキャパシティーを事前にプランニングしたり、購入したりするコストや手間が省けます。
まとめ
Amazon Neptuneはフルマネージドグラフデータベースサービスです。AWSには「Amazon Aurora」や、「Amazon Redshift」といったデータベースサービスがありますが、Amazon Neptuneはグラフ型のデータベースであるため、リレーショナルデータベースではわかりにくい情報を扱う時におすすめです。またAmazon Neptuneは高可用性や耐久性が優れており、セキュリティ面でも心配ありません。インスタンスを起動した時間に対して費用がかかることから、コストの削減にもつながります。
参考資料
https://aws.amazon.com/jp/neptune/