Amazon Simple Queue Service(SQS)とは?

Amazon Simple Queue Serviceの概要(Amazon SQS)

Amazon Simple Queue Serviceはスケーラブルな分散ネットワークメッセージキューサービスです。
以下の2種類のキュータイプがあります。

標準キュー

標準キューはAPIあたりにおいて、ほとんど無制限で1秒あたりのトランズクションをサポートしてくれます。

FIFOキュー

デフォルトではFIFOキューでは毎秒最大で300件のメッセージの送受信、また削除をサポートします。FIFOにおいて配信されたメッセージは、ユーザーが削除しない限りは使用可能です。メッセージが送受信した順番が入れ替わらないように、厳密に保持されます。そのためイベントの順序が重要である場合でも安心して利用することが可能です。

Amazon SQSの利点

データ量が多くても安心

転送するデータ量が多くても、あらゆるレベルのスループットで転送することができます。またAmazon SQSでは、コンポーネントとは別になるため、いくら転送するデータ量が莫大な量でも、システムの全体的な耐障害性に影響されることは少ないのです。

データを安全に転送する

Amazon SQSを使うことにより、サーバー側を暗号化しているためデータを安全に情報漏洩がないように転送します。Amazon SQSを保護するためのキーと、他のAWSリソースを保護するためのキーを一括で管理することができます。

管理オーバーヘッドの排除

Amazon SQSは初期費用、ソフトウエアなどのインストールや設定が不要です。また、Amazon SQSを利用すると自動的にスケールされることから、効率的に素早く構築、もしくは拡張することができます。

ペイロードサイズ

ペイロードは1チャンクあたり64KBが1―つのリクエストとして課金され、ヘッセ ジペイロードに、最大256KBまでテキストを添付可能です。

メッセージの保持

送受信前のメッセージは、最大14日間キューに保管をすることができます。

キューの共有

特定のアカウントもしくは匿名で、AmazonSQSキューを安全に共有することができます。―またキュ の制限はIPアドレスなどに指定をすることも可能です。

まとめ

Amazon SQSは、サーバーいらずでキューイングをすることができます。キューとは処理をするための順番を待つことであり、Amazon SQS―を使うことにより分散アプリケ ションにて効率的に処理を進められるのです。

参考資料

https://aws.amazon.com/jp/sqs/