AWS Database Migration Serviceとは?移行を支援する

AWS Database Migration Serviceとは?

AWS Database Migration Serviceは、リレーショナル データベース、データ ウェアハウスなど同種および異種DBMS間の移行を支援するサービスです。そのためOracleからAmazon Auroraといったデータベースの移行も可能です。

AWS Database Migration Serviceはデータベース、エンドポイント、タスク、レプリケーションインスタンス等が組み合わさって構成されています。

AWS Database Migration Serviceを使うことにより、1度移行をすることができ更にソースとターゲットの同期を保つことができるのです。

AWS Database Migration Serviceの利点

コストの削減

AWS Database Migration Serviceは初期費用や月額料金は必要なく、使ったAWS Database Migration Serviceリソースの分と追加ログのストレージの分だけ従量制となります。同種の移行でも異種の移行でも料金は変わりません。

データベースを移行する際、従来の方法だと高額になるケースが多いことから開発費などを含め大きくコストの再現をすることができるのです。

6ヵ月無料

以下の4つをデータベースに移行する場合、AWS Database Migration Serviceは6か月間無料になります。

Amazon Aurora

Amazon Redshift

Amazon DynamoDB

Amazon DocumentDB

簡単に利用できる

ドライバーのインストールなど難しい設定がほとんどなく、すぐに利用開始することができます。移行に必要なプロセスはAWS Database Migration Serviceが管理しており、手動で行うことはほとんどありません。

信頼性

AWS Database Migration Serviceは移行が中断されても、停止した場所から自動的に移行が再開されます。また高い障害耐性があるため、安心して利用することができます。

まとめ

データベースを短期間で、なおかつ安全にAWSへ移行するにはAWS Database Migration Serviceが便利です。移行中であっても、ソースデータベースを使うことができるので、タイムロスになることはありません。

参考資料
https://aws.amazon.com/jp/dms/