AWSのコストと使用状況レポートとは?CSV形式でS3に出力する
AWSのコストと使用状況レポートの概要
AWS上で使用しているサービス、料金、リザーブドインスタンス、SavingsPlansなど各種リソースの使用状況に関して、詳細な情報をCSV形式でS3に出力することができます。
またそれぞれの使用状況の種類や運用ごとに分類することができ、レポートは1時間、1日、1ヵ月と単位を設定することも可能です。
AWSにはさまざまなサービスがあるため、複数のサービスを利用しているユーザーが多いことと思います。そこで「AWSのコストと使用状況レポート」を利用することにより、各AWSサービスの利用状況やコストを把握しコスト最適化になるよう見直しをすることが可能です。
コスト見直しをすることで、それぞれのAWSの費用対効果を高めてはいかがでしょうか。
AWSのコストと使用状況レポートのデータは、.csv形式のレポートファイルを表示またはダウンロードもしくはAmazonAthena、AmazonQuickSight、またはAmazonRedshiftに取り込むこともできます。
AWSのコストと使用状況レポートの利点
リザーブドインスタンスとSavingsPlansの使用状況を追跡する
AWSのコストと使用状況レポートを使って、リザーブドインスタンスとSavingsPlansの使用状況を追跡することができます。これによりコストの削減効果をはっきりと明記することができるのです。
1日3回まで更新
パケットのレポートを1日1回以上3回まで更新します。
AmazonS3バケットに送信
パケットのレポートは、選択したAmazonS3バケットに自動的に配信されます。
AWSの分析サービスと統合可能
Amazon Athenaのデータ統合機能を利用することで、各AWSの使用量やそれらにかかるコストに関する情報を、SQLクエリを使うことにより、即座にクエリをすることができます。またクエリをしないで、Amazon RedshiftまたはAmazon QuickSightにアップロードをすることも可能です。
AWSのコストと使用状況レポートのまとめ
AWSのコストと使用状況レポートにより、サービス、料金、リザーブドインスタンス、SavingsPlansなどのデータを明確にすることができます。さらにAWSの分析サービスで、詳しく分析をすることによりAWSサービスの最適化を行うことができます。
参考資料
https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-cost-and-usage-reporting/