Azure Active Directory 外部 IDとは?概要とメリットを解説
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Azure Active Directory 外部 IDの概要
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Azure Active Directoryとは、Azureが提供しているOffice365やSaasアプリケーションのリソースにアクセスするためのクラウドベースのID管理サービスです。
このAzure Active Directoryで外部 IDを使用することで、自身の組織以外の外部ユーザーに対して、組織内のアプリケーションやリソースにアクセスを許可できます。この際、特に外部ユーザーに対してIDを作ることなく、任意のIDを使用できます。
具体的にはパートナー、販売代理店、ベンダーといった組織の境界を超えたゲストユーザーに対して、自身の資格情報を使用して、サインインができるのです。これによりユーザーのIDを管理することなく、シームレスにアプリケーションを提供できます。
Azure Active Directory 外部 IDのメリット
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外部ユーザーに対してゲストユーザーとして招待すると、このユーザーにアクセス許可を与えるとともに、自身の資格情報を使用させることができます。例えば、職場、学校などのメールアカウントなどを使用して、共有リソースへサインインできるようになります。
また、開発者であれば、Azure ADを自身のアプリケーションとして、使用できることになります。つまり、顧客が既存のFacebookやGmailといったIDを使って、Azureのアプリケーションへサインインできるのです。
▼参考資料