Azure Cognitive Servicesとは?概要とメリットを解説
Azure Cognitive Servicesの概要
Azure Cognitive Servicesは、Azureの製品として提供されているAI機能作成サービスです。
学習済みのAIモデル予測機能を活用できるのが特徴であり、開発者がアプリにAI機能をスムーズに追加できます。視覚、音声、言語、決定、検索などの分野を対象にAIを活用することが可能です。
使い方の一例として、視覚情報からメガネの有無や感情の取得、音声機能では音声をテキスト化したり、テキストを音声に変換したりできます。ちなみに、サポートしている言語は90以上となっており、翻訳も可能です。
機械学習の専門知識が必要ないので、これからAIを学ぼうと思っている方や初めてAIサービスを作成する方などに適しています。
Azure Cognitive Servicesのメリット
一般的にAIを用いた分析を実行するためには、事前に大量のデータを処理したり、パラメーター変更によってAIモデルを構築したりする必要があります。
一方、Azure Cognitive Servicesでは学習済みのAIモデルを使えるため、対象となるデータを入力するだけでAIによる分析を実行できます。AIモデルを一から構築するよりも学習コストや時間を減らせます。
つまり、AIエンジニアがいない環境でも気軽にAIサービスを活用できるのがメリットです。
▼参考資料
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/cognitive-services/