Azure Pipelinesとは?概要とメリットを解説
Azure Pipelinesの概要
Azure Pipelinesは、ソフトウェア開発の作業を自動化できるサービスです。
手動で行っていたビルド、デプロイ、テストを自動化し、開発の効率化を実現できます。ソースコードの品質テストやデプロイ作業に時間がかかっているケースに役立つでしょう。
利用言語はPython、PHP、Ruby、Java、C/C++、.NETなどです。AndroidやiOSのアプリなどに対応しています。LinuxやWindows、MacOSなどで並列実行することが可能です。
デプロイの履歴を管理できるEnvironments機能や、パスワードの情報を安全に管理できるLibrary機能もあります。そのほか、複数の仮想マシンに対するデプロイを管理できるDeployment groups機能なども備わっています。
Azure Pipelinesの利点
Azure Pipelinesでは、CI/CD機能を提供しています。CIはContinuous Integrationの略であり、継続的インテグレーションといわれています。意味はコードの自動ビルドや自動テストを実施することです。
その一方で、CDはContinuous Deliveryの略であり、継続的デリバリーといわれています。意味はコードをリリース直前の状態に移行することです。
CIとCDの機能によって単体テストからビルド、結合テスト、デリバリ、デプロイまでの行程を自動化できます。
▼参考資料