CDN(Content Delivery Network)とは?

CDN(ContentDeliveryNetwork)の概要

CDN(ContentDeliveryNetwork)とはコンテンツを高い可用性で維持するために開発されたネットワークのことです。

CDNでは地理的に分散された専用サーバーを使ってコンテンツを複数の場所にキャッシュし、最も近い場所でコンテンツのリクエストに応えます。

CDN(ContentDeliveryNetwork)の利点

オリジンサーバーの負荷軽減

アクセス集中などによってCPUの負荷が高くなると、リソース制限に引っかかり、ServiceTemporarily Unavailable(503)エラーやタイムアウトなどのエラーが発生する原因となります。

そこで、CDNを利用し生成されたページをキャッシュしておき、オリジンサーバーの負荷を格段に下げることができ、タイムアウトなどのエラーを防止することができます。

通信速度の改善

CDNを利用することで、リクエストの速度が改善されます。

近年、ブラウザでは同時接続数は6に設定されていることが多く、その数値を越えてしまうと待ち時間が発生し、リクエストの遅延につながります。

そこで、CDNを利用しキャッシュサーバーに画像や、動画ファイルなどをキャッシュしておくことによって、オリジンサーバーとは異なるドメインからダウンロードできるようになり速度の改善が期待できます。

まとめ

CDN(ContentDeliveryNetwork)を使うことで、大容量のコンテンツを配信しても、サーバーに負担がかかることが大幅に減るようになりました。

参考資料

https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/cdn/