Salesforce認定資格とは?需要が高いセールスフォース認定資格8選紹介
Salesforceとは、世界最大級のクラウドアプリケーションサービスです。営業の効率化やマーケティングオートメーションが注目されるにつれ、Salesforceのサービスを導入する企業も増えています。
また、Salesforceはサービスやカテゴリ毎に認定資格を設けています。このため、Salesforce認定資格を取得することで、サービスの知識や導入・運用スキルを証明することができます。
この記事では、需要が高いSalesforce認定資格を8つ紹介するとともに、Salesforce認定資格の勉強法についても紹介します
- 1. Salesforce認定資格とは
- 2. 需要が高いSalesforce認定資格8選
- 2.1. 管理者/CRMコンサルタント
- 2.1.1. 基本資格:Salesforce認定 アドミニストレーター
- 2.1.2. 上位資格:Salesforce認定 上級アドミニストレーター
- 2.1.3. 上位資格:Salesforce認定 Sales Cloudコンサルタント
- 2.1.4. 上位資格:Salesforce認定 Service Cloudコンサルタント
- 2.2. 開発者/アーキテクト
- 2.2.1. 基本資格:Salesforce認定 Platformデベロッパー
- 2.2.2. Salesforce認定 Platformアプリケーションビルダー
- 2.3. マーケティング
- 2.3.1. 基本資格:Salesforce認定 Pardotスペシャリスト
- 2.3.2. Salesforce認定 Marketing Cloudアドミニストレーター
- 3. 資格取得に向けた勉強方法
- 4. まとめ
Salesforce認定資格とは
Salesforce認定資格とは、Salesforceを使用するにあたり、該当分野で必要なスキルを証明するグローバル資格です。Salesforce認定資格は、それぞれ試験範囲が広く、様々な知識を幅広く要求されるため、難易度が高い試験と言われています。
需要が高いSalesforce認定資格8選
Salesforce認定資格は、大きく分けて「管理者/CRMコンサルタント」、「開発者/アーキテクト」、「マーケティング」の3つに分類されます。それぞれの分類の資格のうち、需要が高い資格を8つ紹介します。
管理者/CRMコンサルタント
基本資格:Salesforce認定 アドミニストレーター
Salesforce CRM管理者を対象に、Salesforceの基本的なカスタマイズ、設定、管理に必要な知識を認定した資格です。Salesforceの認定資格といえば真っ先にこの資格の名前を挙げるほど、Salesforceに携わっている人の間では認知されています。
Webサイトにも勉強方法や問題なども多く公開されているため、比較的取得しやすい資格といえます。
上位資格:Salesforce認定 上級アドミニストレーター
Salesforce認定アドミニストレーターの上位資格に位置付けられ、Salesforce認定アドミニストレーターを取得することで受験可能となります。業務要件に基づき、SalesforceCRMの管理機能をより高度に使用し、ビジネス上の様々な課題を解決できる能力を認定します。
上位資格:Salesforce認定 Sales Cloudコンサルタント
コンサルタントとして、業務要件に基づき、Sales Cloudに関するソリューションの設計や実装スキルを認定します。Salesforce CRMに関する知識、営業プロセスに最適なシステム設計、システム構築に関する問題が出題されます。
このため、Salesforce CRMに関する知識やシステム構築スキルはもちろん、営業業務や営業プロセスに関する知識が求められます。
上位資格:Salesforce認定 Service Cloudコンサルタント
Service Cloudとは、カスタマーサービスやサポート向けのクラウドサービスです。認定Service Cloudコンサルタントは、カスタマーサービスやサポート向けの業務要件に基づき、Service Cloudソリューションの設計、構築できるコンサルタントを認定します。
問い合わせ内容の管理や対応履歴管理はもちろん、コールセンターにおけるKPIなどに関する知識が必要です。
開発者/アーキテクト
基本資格:Salesforce認定 Platformデベロッパー
Salesforce Platformでの開発言語であるVisualforceやApexを用いたアプリケーション開発の知識やスキルを証明する認定資格です。プログラミングはもちろん、テスト、デバッグ方法などが出題されます。
JavaScript、HTML、CSSなどのフロントエンドのプログラミング言語、JavaやRubyなどのオブジェクト指向プログラミングスキルを持つエンジニアには取り組みやすい資格です。
Salesforce認定 Platformアプリケーションビルダー
Salesforce Platform上で、プロセスビルダーやフローなどのカスタマイズ機能を用いたアプリケーションの設計・構築スキルを認定する資格です。データモデル、ビジネスロジック、プロセスの自動化、セキュリティなどに関連した問題が出題されます。
半年から1年程度の実務経験があり、Lightningプラットフォームでのアプリケーション開発経験を持つエンジニアが対象です。
マーケティング
基本資格:Salesforce認定 Pardotスペシャリスト
Pardotは、BtoBマーケティングを支援するMAツールです。顧客のWebアクセス分析、ランディングページの作成、メールシナリオの作成などの機能があります。
認定Pardotスペシャリストは、これらの機能を用いながら、マーケティング施策を実現するワークフローの設計、実装ができることを認定します。
Salesforce認定 Marketing Cloudアドミニストレーター
Marketing Cloudは、BtoCマーケティングを支援するMAツールです。認定MarketingCloudアドミニストレーターは、Marketing Cloudの機能、構成オプション、実装スキルを認定します。
マーケティングなどのビジネス要件に基づいた実装スキル、BtoCマーケティング、One to Oneマーケティングに関する知識などが求められます。
資格取得に向けた勉強方法
Salesforceの認定資格を取得するための勉強法について紹介します。
まずは試験範囲と出題の割合を把握します。Salesforce認定資格ページを見ると、認定資格毎に出題項目の割合を確認することができます。そして、どの項目が重点 的に出題されるかが記載されているため、これらを中心に勉強しましょう。
そして、Salesforce公式の学習ツールである「Trailhead」を活用しましょう。TrailheadはSalesforceが無料 で提供 しているe-learningツールです。Trailheadでは、 学習 トピックが「モジュール」という単位でまとめられており、さらにモジュールは「単元 」という単位で細分化されています。
このため、Salesforce認定資格ページで出題の割合が高い箇所のモジュールを選び、そこを中心に学習しましょう。
また、「Salesforce 認定資格 問題集」というキーワードで、検索サイトで検索 すると、Trailhead以外にも学習できるページが見つかります。これらのページを利用して学習するのもよいでしょう。
Salesforce認定資格に関する情報は、勉強方法を含めて多くの情報があります。これらの情報を上手く活用しながら学習を進めていきましょう。
まとめ
この記事では、需要が高いSalesforce認定資格を8つ紹介するとともに、Salesforce認定資格の勉強法についても紹介しました。
Salesforce認定資格はやや難易度が高いと言われている資格試験ですが、取得するとSalesforceの知識や構築・運用スキルをアピールすることができます。また、Salesforceの公式e-learningサイトである「Trailhead」を活用すれば、無料で学習することができます。
是非、Salesforce認定資格を取得して、キャリアアップにつなげていきましょう。