株式会社ブレイク・フィールド社様 導入事例

導入事例

AWSへとインフラを移行する際、検討段階から相談に乗ってもらえたことでスムーズに移行ができました。

株式会社ブレイク・フィールド社
クリエイティブグループ グループ長 永田 拓司氏、(写真右)
クリエイティブグループ プログラマー 久保 拓也氏(写真左)
クリエイティブグループ ディレクター 脇野 ゆりえ氏(写真中央)

株式会社ブレイク・フィールド社 Cloud導入事例

株式会社ブレイク・フィールド社(以下、ブレイク・フィールド社)では、ファイナンス専門のニュースサイトや国内最大級のカード比較サイトをAWS上で運営。その稼働監視と保守運用にスカイアーチネットワークスの「マネージドサービス」を利用しています。サービス導入の経緯について、株式会社ブレイク・フィールド社 クリエイティブグループ グループ長 永田 拓司氏、クリエイティブグループ プログラマー 久保 拓也氏、クリエイティブグループ ディレクター 脇野 ゆりえ氏に伺いました。

  • 株式会社ブレイク・フィールド社
  • 所在地:東京都千代田区一番町7-1 一番町ビルヂング
  • 設立: 2000年5月
  • 代表者: 代表取締役 井田 正幸
  • 資本金: 2410万円
  • 事業概要: インターネットメディア事業、デジタルマーケティング事業、同海外事業
  • ※取材日時 2017年10月
  • ※記載の担当部署は、取材時の組織名です。

導入ポイント

  • AWSの運用を委託することで、リソースをサービス開発・運用に集中投下
  • サービス開発にリソースを集中投下できる体制の実現
  • 専門家としてのアドバイスに期待

会社概要
インターネットメディア事業とデジタルマーケティング事業を展開するブレイク・フィールド社

事業内容について教えてください。

当社では、インターネットメディア事業とデジタルマーケティング事業を中軸に事業を展開しており、国内はもとより、ベトナム、タイなど東南アジアにおいても同様のサービスを提供しています。

インターネットメディア事業においては、ニュースサイトや比較サイトなど約10の自社サイトを連携した国内最大級のファイナンス専門メディアを運用しており、総月間UU(ユニークユーザー)数は約100万UU(2017年10月時点)におよびます。

ブレイク・フィールド社 Cloud導入事例

また、ニュースサイト「ファイナンシャルフィールド」に関しては、業界最大手を目指して、国内有数のポータルサイトやニュースサイト、ニュースアプリなどと積極的に連携を図っています。

社名の由来を教えてください。

「ブレイク・フィールド」とは、「新天地を切り開く」という意味となります。常に、新しい分野を開拓する企業でありたい、前進し続ける企業でありたい、開拓者・挑戦 者が集まる企業でありたい、という思いから命名されています。

ブレイク・フィールド社 Cloud導入事例

ブレイク・フィールド社が展開するメディアネットワークのイメージ(画像提供:株式会社ブレイク・フィールド社)

利用状況
AWSへの移行にあたり、サポートやアドバイスも活用

『マネージドサービス』を利用しているシステムについて教えてください。

ニュースサイトや比較サイトなど約10の自社サイトを運営するインフラの稼働監視と保守運用を、スカイアーチネットワークスにお願いしています。

インフラは2017年7月からAmazon Web Services(以下、AWS)へと移行したところです。AWSに移行する前のクラウドサービスを利用している時から、稼働監視と保守運用を依頼しており、今回、AWSへと移行する際には、新サーバの設計・構築・設定・移行に関するサポートやアドバイスもお願いしています。

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「スカイアーチネットワークスのサポートを継続して受けられることも、AWSへの移行を決断するポイントとなりました」(永田氏)

なぜ、AWSへと移行したのでしょうか。

当社では定期的にシステム環境などの見直しを図っています。旧インフラにおいて、致命的な問題があったわけではないのですが、OSやミドルウェアの環境が古くなってきたので、今回の見直しを契機に、最新の環境への移行を検討することにしました。

いずれにせよインフラの刷新を図るのであれば、国内外で導入する企業が急増しており、先進的なサービスを積極的に展開しているAWSを活用したいと考えました。スカイアーチネットワークスにも相談したところ、インフラとしての信頼性が高く、拡張性などに優れていることも確認でき、引き続き「マネージドサービス」の利用も継続できるということで、AWSへの移行を決めました。

導入背景
サービスのダウンタイムを最小限に抑えるため「マネージドサービス」を利用

インフラの保守・運用サービスを利用している背景を教えてください。

当社は少数精鋭体制で事業を運営しており、メディア事業においてもサービスの開発や拡充へとリソースを集中的に投下するため、 インフラに関しては専門家に任せるというのが基本的なスタンスとなります。

特に監視に関しては、24時間365日体制での対応が必要となりますが、 社内のリソースだけでカバーするのは容易ではありません。

なぜ、24時間365体制での対応が必要なのかというと、インフラにトラブルが発生してサービスが停止してしまうと、メディアとしての信頼性を失うだけでなく、当社メディアに広告を掲載していただいているクライアント様にも迷惑をかけてしてしまいます。

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「サイトが停止すれば、大きな損害へとつながりかねません」(久保氏)

さらに、サイト集客のための広告出稿もしていますので、誘導する先のサイトが落ちていれば、機会損失にもなり、場合によっては大きな損害・損失を生み出すことにもつながりかねません。 AWSであっても、システムトラブルが発生するリスクを0%にすることはできません。トラブル発生を未然に防ぎ、たとえトラブルが発生したとしても、いち早くその状況を把握することが、サービスのダウンタイム、すなわち損害・損失を最小限に抑えることにつながります。そのため、スカイアーチネットワークスの「マネージドサービス」を利用しています。

選定理由
運用代行や監視サービスだけでなく、サイト運営に関する周辺サポートも評価

『マネージドサービス』を採用した理由を教えてください。

単にAWSの稼働状況の監視や設定を代行してもらっているだけでなく、次のような理由からスカイアーチネットワークスのサービスを利用し続けています。

  • AWSを活用する上でのアドバイスやサポートが受けられる
  • AWS上でのアプリケーションの開発に関する技術的な相談にも乗ってもらえる
  • AWSをはじめとしたクラウドサービスにおける実績が豊富である
  • AWSへの移行に関して、設計から構築、運用までトータルでサポートしてもらえる
  • 対応が丁寧かつ迅速で、わかりやすく説明してくれる
ブレイク・フィールド社 Cloud導入事例

「スカイアーチネットワークスの対応には、とても満足しています」(脇野氏)

導入効果
システムの開発・運用に集中できることが最大の導入効果

『マネージドサービス』の導入効果について教えてください。

何かトラブルが発生したり、トラブルの兆候があれば、即座に詳しい状況を知らせてもらえ、さらに、取るべき対応についてのアドバイスももらえます。そのため、普段はインフラの稼働状況を気にする必要がなく、システムの開発・運用に集中できることが最大の導入効果だと捉えています。

また、AWSに移行する際に、検討段階から相談に乗ってもらえたことで、問題もなくスムーズに移行できました。スカイアーチネットワークスのサポートを受けていて、本当に良かったと思っています。

要望と期待
機能やサービスの拡張に関するアドバイスやサポートにも期待

スカイアーチネットワークスへの要望や期待があればお聞かせください。

今後、突発的にサイトへのアクセスが集中した場合を想定して、オートスケールの機能なども導入することを検討しています。また、海外で展開しているサイトもAWSへと移行することで、機能や設定などの共通化を図っていきたいと考えています。

そのような機能やサービスの拡張に関しても、ぜひ相談に乗ってもらい、スピーディな導入や最適化に関する提案やアドバイスをもらえればと期待しています。引き続き、よろしくお願いいたします。