他にはない、知識学習からクラウド実践まで体系的に学べる環境と、合格実績のある講師陣による指導を通じて、確かな実力と自信を育むことができました
- (写真中央左)教師 滋野 謙太郎様(写真中央右)受講生 本谷 健太様(写真右)技監 武藤 幸一様
1927年に設立された岩崎学園。これまでIT、ファッション、デザイン、リハビリテーション医療、スポーツ、医療事務、看護、保育の専門学校教育を中心に、情報セキュリティの人材育成を担う大学院大学、NPO支援や博物館など地域振興事業や、再就職支援、子育て支援事業を展開してきました。輩出した人材はのべ15万人以上を数えます。IT領域では、1983年に神奈川県下初の情報系専門学校を開校。IT教育にも注力するなか、今回のAWSに関するトレーニングが取り入れられました。

- 学校法人岩崎学園
- 所在地:〒221-0835 横浜市神奈川区鶴屋町2-17 相鉄岩崎学園ビル 7F
- 設立:1927年
- 代表者:理事長 岩崎 文裕
- 事例公開 2025年4月2日
導入ポイント
- 単なる知識学習だけでなく、実践的な課題も含まれていた
- 実際に試験に合格した講師が、その勘所を教えてくれる
- 「知識学習」「問題対策」「実践」という3つの要素がバランスよく組み込まれたカリキュラムで、効率的に実力を積み上げられた
事業概要、導入の背景ならびに狙い
貴校のIT教育への取り組みについて教えてください。
滋野様:情報科学専門学校では、システム開発、AI、IoT、VR、eスポーツ開発、セキュリティ、Webデザイン、ネットワークなど多様なIT分野に応じた学科を持ち、それぞれの分野での就業を目指した教育サービスを提供しています。実習形式での授業を主体とし、学んだスキルを実践的に身に付けることができるIT教育が特徴です。
こうして身に付けたスキルを社会で実践する取り組みも行っており、近年の例ですと、文部科学省が掲げている教育指針「GIGAスクール構想」の支援として、学生が中学校でのICT環境構築の支援を行い、ITスキルを活かして教育現場をサポートする取り組みを行っています。

また、学生の習熟度や目標に応じてクラス分けを行っており、面倒見の良い教育を提供しています。
そもそもAWSを選んだ理由ですが、実はAWS環境下での学習自体は導入していました。というのも、AWSはクラウドのトップシェアを誇りますし、実績も数多くあります。社会に出て活躍していけるエンジニア育成のためには、AWS学習が必須だと考えています。そこで資格取得や、実践的な内容も得られると思い、今回スカイアーチネットワークスのAWS認定取得支援プログラム導入に至りました。
学びの効果
今回、講座を受講した理由について教えてください。

本谷様:もともと私は開発職を目指しており、インフラのことも知っておいたほうが差別化に繋がると考えて、AWSに興味を持ちました。中学生くらいのときにゲームにハマったのがきっかけだったのですが、自分でゲームを作りたいと思い、本を買って、開発をするようになっていったんです。その後、自分の作るもので人の生活を便利にしたいと考えて、専門学校を選びました。
そんな中、昨年別の授業でAWSに触れる機会があり、クラウドの可能性に興味を持ちました。もっとAWSの全体像を理解したいと考えていたところ、今回のAWS認定取得支援プログラムの話を聞き、すぐに受講を決めました。
全体の学習を通して、どんなことが学べましたか? 良かった点を教えてください。
本谷様:AWSの基礎知識が広く学べました。それを学ぶ過程で、自分の学習習慣を客観的に把握できたのも、一つの学びでした。実際、スカイアーチから提供のeラーニングで学習時間が可視化されていたので、毎日チェックしていたのですが、モチベーションになってよかったです。
それに、今回の講座で、AWSは本当にいろんなことができるんだなと思いました。特に、近年注目を集めているAI関連サービスがAWSにも複数あることを初めて知り、今後AWSを学んでいく中でそれらのサービスにも触れてみたいなと思いました。
講座で提供された学習教材はいかがでしたか?
本谷様:講座を受けるまで、モヤモヤしていた部分が多かったのですが、配布されたプリントなど、内容がとても分かりやすくて、モヤモヤが解消できたので、資格合格に繋がったのかと思います。
加えて、AWSのクラウドクエスト(ゲームをプレイしながらAWSを学べる学習コンテンツ)も、とてもよかったと思います。単に知識を得るだけでは定着しづらいので、クエスト形式は自分に合っていると感じました。講義でAWSのサービスの説明を受けてからクラウドクエストにチャレンジすると抵抗感なく進められました。
また、eラーニングはどこでも、手軽にアクセスできます。電車の中や、何かの待ち時間で勉強できるのはとても便利でした。
先生から見て、効果的だと感じた点はありましたか。
滋野様:先ほどあったように、今回、知識学習、問題対策としてのeラーニング、実践としてのクラウドクエスト、3つのアプローチが用意されていました。このようにバランスよく3つの要素が含まれたカリキュラムは他にありません。効果的な学習環境・体系が組まれているので、これからの結果が楽しみです。
また、実際に試験合格された講師の方から、試験の勘所などを教えてもらえるのは大きなプラスだったと思います。

今後期待されることはありますか。
滋野様:授業時間との兼ね合いもありますが、他の試験対策講座も検討したいですね。
本谷様:私も、今後、上の資格を目指していきますので、そちらの対策講座があれば受けてみたいです。