負荷テストとは?
負荷テスト(負荷試験)とは、お客様のご利用中のサーバー・システムが実際の業務に耐えられる処理能力を持っているかどうかを検証するため、擬似的に大量アクセスを発生させ、反応を検証・確認するテストです。
負荷テストの必要性
普段、問題無く運用されているサーバー・システムでも、突然、大量のトラフィックが発生したり、高負荷の処理が頻繁にリクエストされると、サーバー・システムには大きな負荷となり、システムの停滞やハングアップによって、エンドユーザーへのサービス提供にも影響が出てしまいます。
こうした緊急時の問題に対応する為、負荷テストによって疑似的に大量アクセスを発生させる事で、レスポンスの低下はどの位のアクセス数で起こるのか?どのような状態でシステムダウンするのかなどを検証、確認します。
また、サーバーの運用開始前に負荷テストをおこなう事で、システムやハードウェアが充分にアクセスに対応できるかを検証し、問題が判明した場合は、サービスの運用前に、システム、サーバースペックを見直し、改善することができます。
スカイアーチの負荷テスト
想定されるアクセス数を元に作成された負荷シナリオに沿って、負荷テストを行います。
JMeter※を使用し、特定URLに対し疑似的にアクセス負荷をかけることで、お客様のシステムがどれだけの負荷に耐えられるか計測いたします。
スカイアーチでは負荷テストの実施~結果考察まで行いますので、システムの性能評価や、サーバースペック変更・サーバー増減等の運用設計にお役立ていただけます。
※JMeter:詳細な負荷テストの設定を可能とするオープンソースのJavaアプリケーションです。
サービスプラン
シンプルプラン
下記2つの負荷を計測します。
- パフォーマンス・瞬間アクセス 負荷テスト
- 単一ページまたはシナリオ※に沿って、瞬間的な負荷を掛けます。
どれくらいの負荷に耐えられるかを確認します。
- 長期継続 負荷テスト
- 単一ページまたはシナリオに沿って、継続的な負荷を掛けます。
安定稼働できるかどうかを確認します。
※シナリオ:ページA⇒ページBといった、ユーザーの動き(ユーザ遷移)の想定をシナリオと呼びます。
プレミアムプラン
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- 負荷テスト
- 性能/限界テスト
- 機能テスト
- 異常系テスト
- 堅牢性テスト
- お客様のシステム構成を理解してテスト内容を組み合わせます。
※JMeter環境をご準備いただくケースもございます。
※想定負荷によっては対応できない場合もございます。
※弊社パートナー会社にて実施致します。
導入までの流れ
負荷テストサービスをご利用いただくまでの流れです。
最短で約10営業日程度での納品となります。
STEP1 ヒアリング
ヒアリング項目を埋めていただきます。
- 対象サーバの用途
- 対象サーバのインフラ環境
- サーバ構成図
- 対象URL
- シナリオ
- 求められる結果、期待値など
- ご希望納期
STEP2 ご契約
STEP1をもとにお見積もりを用意し、ご発注いただきます。
STEP3 試験環境準備 実施日程調整
Jmeter環境およびシナリオを準備いたします。
試験実施日の日程調整をいたします。
STEP4 試験実施
試験実施は基本的にはまとまった数時間で完了いたします。
試験当日は担当エンジニアとお客様側で連絡を取りながら進めてまいります。
STEP5 レポートを作成・提出・納品
試験データをもとにレポートを作成いたします。
ドキュメントを提出し、納品となります。