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4月18日、Oracle社より「Oracle 製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」が公開されましたので、ご連絡させていただきます。
概要
2018年4月17日(現地時間)、Oracle は、複数の製品に対するクリティカルアップデートに 関する情報を公開しました。
Oracle が提供する修正済みソフトウエアへアップデートすることをお勧めします。
対象
対象となる製品とバージョンは次の通りです
- Java SE JDK/JRE 8 Update 162 およびそれ以前
- Java SE JDK/JRE 10
※ ※ なお、Oracle によると Java SE について、既に公式アップデートを終了しているJava SE JDK/JRE 6 および 7 も脆弱性の影響を受けるとのことです。
Java SE JDK/JRE 9 については 2018年3月で公式アップデートが終了しています。
対策
Oracle からそれぞれの製品に対して、修正済みソフトウエアが公開されています。
Java SE では、次のバージョンが公開されています。
- Java SE JDK/JRE 8 Update 171
- Java SE JDK/JRE 10.0.1
なお、Java SE JDK/JRE 8 Update について、クリティカルパッチアップデート(8u171)と同時に、複数バグの累積パッチであるパッチセットアップデート(8u172) が公開されています。8u172 には 8u171 の内容に加えて、脆弱性以外の修正も含まれていますので、必要に応じて適用を検討してください。
また、32bit 版 JDK/JRE、64bit 版 JDK/JRE のいずれか、または両方がインストールされている場合がありますので、利用している JDK/JRE をご確認の上、修正済みソフトウエアを適用してください。
お使いの Java のバージョンは次のページで確認可能です。32bit 版、64bit 版の両方のJava をインストールしている場合は、それぞれ 32bit 版、64bit 版のブラウザでバージョンを確認してください。(Java がインストールされていない環境では、Java のインストールが要求される可能性があります。不要な場合は、インストールしないように注意してください。)
参考情報
- Oracle Corporation
Oracle Critical Patch Update Advisory – April 2018 - Oracle Corporation
Release Notes for JDK 8 and JDK 8 Update Releases - Oracle Corporation
Java Development Kit 10 Release Notes - Oracle Corporation
April 2018 Fusion Middleware Proactive Patches Released - Oracle Corporation
Oracle Critical Patch Update for April 2018 Released - 日本オラクル株式会社
Oracle Java SEサポート・ロードマップ - US-CERT
Oracle Releases April 2018 Security Bulletin
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備考
最終更新日 2018.04.18