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7月18日、Oracle社より「Oracle 製品のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起」が公開されましたので、ご連絡させていただきます。
概要
2018年7月17日(現地時間)、Oracle は、複数の製品に対するクリティカルパッ チアップデートに関する情報を公開しました。
Oracle Critical Patch Update Advisory – July 2018
脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃によってアプリケーションが不正終了したり、任意のコードが実行されたりするなどの恐れがあります。対象となる製品を利用している場合には、アップデートの適用等を検討してください。
対象
対象として、次の製品およびバージョンが含まれています。
- Java SE JDK/JRE 8 Update 172 およびそれ以前
- Java SE JDK/JRE 10.0.1 およびそれ以前
※ なお、Oracle によると Java SE について、既に公式アップデートを終了して いる Java SE JDK/JRE 6 および 7 も脆弱性の影響を受けるとのことです。
対策
Oracle からそれぞれの製品に対して、修正済みソフトウエアが公開されています。Java SE 及び WebLogic では、次のバージョンが公開されています。
- Java SE JDK/JRE 8 Update 181
- Java SE JDK/JRE 10.0.2
※ 対策が施されたパッチ情報の詳細については、7月18日時点の公開情報では確認できませんでしたので、Oracle 社等に確認してください。
また、32bit 版 JDK/JRE、64bit 版 JDK/JRE のいずれか、または両方がインストールされている場合がありますので、利用している JDK/JRE をご確認の上、修正済みソフトウエアを適用してください。
お使いの Java のバージョンは次のページで確認可能です。32bit 版、64bit 版の両方の Java をインストールしている場合は、それぞれ 32bit 版、64bit 版のブラウザでバージョンを確認してください。(Java がインストールされていない環境では、Java のインストールが要求される可能性があります。不要な場合は、インストールしないように注意してください。)
参考情報
- Oracle Corporation
Oracle Critical Patch Update Advisory – July 2018 - Oracle Corporation
Release Notes for JDK 8 and JDK 8 Update Releases - Oracle Corporation
Java Development Kit 10 Release Notes - Oracle Corporation
Oracle Critical Patch Update for July 2018 - Oracle Corporation
Oracle Critical Patch Update for April 2018 Released - 日本オラクル株式会社
Oracle Java SEサポート・ロードマップ - US-CERT
Oracle Releases July 2018 Security Bulletin
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備考
最終更新日 2018.07.18